フルーツの話をもう少し。

梨は最近「和梨」と呼ばれるようになったしゃくしゃくのものの方が好きかも。

上の娘が日本の梨のつぶつぶ感が嫌いとおっしゃって、

一時期「ラフランス」ばかりを買っていたこともあった。

でもあれは傷みが早くてな、、、(涙)

もうちょっとかな?と思っていたらあっという間に腐っていたり。トホホ。

最近になって上の娘はしゃくしゃく梨も食べられるようになったよう。

「家では食べたな、と思って買って食べたらおいしかった」と味覚は大事。

20年以上前、ゼロ歳児の上の娘を連れて高知に住んでいたころ

「新高梨」という子供の頭ぐらいある大きな梨に出会って

マイダーリンはこれがいたくお気に入ってよく食べていたが最近は見かけない。

見かけても随分小ぶりになってしまって、

マイダーリンは「これじゃない!」とおっしゃる。私もそう思う。

高知では「新高梨」と「文旦」「芋ケンピ」を覚えて帰った。

特に「文旦」は今でも大好きでふるさと納税でよく取り寄せる。

高知では千円くらいで小ぶりでも10玉ぐらい入ったのが

道端で売っていたこともあったが大昔の話だしな。

「家用文旦」というのは皮に痛みがあっても十分おいしく食べられて良き。

九州にも「ぽめろー」というでかい柑橘があるものの、味は文旦が上かな。

九州のフルーツは若干「大味」傾向が、、、ものは良いんだろうが。

下の娘が大学の研修プログラムでアジア歴訪に出たとき、

市場に出てフルーツを買うのを楽しみにしていて「ランブータン」を気に入っていた。

「ママ、世の中には「ライチ」を知らない人がいる!」と娘がもそもそ食べていたら

大学同期が「なに、気持ち悪いもの食べているの?」と変な顔をして

「これはライチだよ、知らないの?」というと、知らなかったそうで、

こわごわ食べて「変な味」と言われたそう。フルーツも食べなれないと変な味かね。

リンゴもミカンも「すっぱくて食べられない!」という子は男女ともにいるそうで、

なんだか人生で損をしていないか、味覚って大事じゃないか、と思ったり。

アジアンフルーツはおおむね甘くておいしいそうだが、

たまに「火を通さないと食べられない」ものもあるそうで、

私も英国に行った際、いわゆる「クッキングアップル」と呼ばれる、

リンゴよりは芋系の全く味のないリンゴに当たって驚いた。火を通すとうまいそう。

ラフランスは生で食べても良し、火を通しても良し、で素晴らしい。

アジア歴訪でフルーツの見識を広げて楽しんでいた娘に

「なんでそんな市場で買ったようなものが食べられるの?木の実だよ?」と

真顔で言ってきた同期がいて、まあ、フルーツは大体木の実だよな、と

とったばかりのココナツを割ってジュースにしてくれるのはほかの同行者と

飲んだりしたものの、その「木の実だ!」の子はかたくなに拒否したよう。

「木の実だよ?」とは、ドングリを食べている!みたいな感覚か。

そういえばどんぐりだって食べられるらしいね、加工が大変だけど。

フルーツ、ラブ、のお話でした。おわり。