エリザベス女王の最後の公務時の写真に手の甲が真っ黒いしみになっているのを見て、
点滴をずっとやっていたんじゃないか、液漏れするとこういうシミができるんだよな、
最後の最後まで公務を全うした、本当に真面目な、不世出の女性であったと、涙。
人間としての出来ははるかに下であったと思われる配偶者を見送ってがっくりされか、
配偶者氏のことが本当に好きだったのだろう、良い結婚だったよう。
プラチナジュビリーの時のパディントンとの共演が私はとても好きで
訃報を聞いて再び見直してしまった。
大きなバッグからマーマレードサンドを取り出すときのあのおちゃめな笑顔は永遠。
皇族のどなたが行かれるのか、両方、天皇陛下が行かれるのかな。
先日、数珠の話をメモった後で検索していると、
現在私が持っている数珠は略式で基本的にどの宗派でも使ってよいのだそう。
「腕数珠」が正式名称のようで、本来数珠は首にかけるものなのかも。
そういや、大昔、実家の仏壇に糸が切れた長い長い数珠があって、
祖母曰く、「お通夜の時にこの数珠を持ってずっと回していくんじゃ」と、
みんなで寝ないように念仏を唱えつつ長い数珠を回すのだとか。
人の手垢で真っ黒になった木製の数珠はなかなか手触りが良かった。
でもところどころ虫が食っていたりして、今、どうなったやら。
最近の数珠は石のものが多いのは虫に食われないためか。
女性向けに真珠の数珠もあって、「腕輪」と考えれば納得できるが
本来、手で回していくものと考える私には抵抗感がある。
一応、お焼香の時石を指で回して念仏を唱えるしな。
先日の法事では下の娘がお婿様を連れて帰ってきて、
涙ながらのお別れをしたおじいちゃんに形見の数珠をもらったというのに
しょっちゅう忘れて「てへぺろ」をする娘に「数珠を持って帰るように」と
念押しラインを送ったら、お婿様が気を使って立派な数珠を用意してきた。
念を押したアテクシが忘れた親族に貸して数珠なしだったというのに、とほほ。
そろそろできの良いお婿様の自慢話でも書き残しておこうか。
できの良さがまばゆいばかりで常にひれ伏している。
最近、売り出し中の町田啓太君を見るたび
「あ、うちの婿殿」と思うおばはんであった。それですべてを察しておくれ。おわり。