雑記

知的障害のある若い女性に性犯罪を行った男が逮捕されるまで

恐るべき壁があることを知って驚愕。

その上、性犯罪を行ったことを認めても執行猶予がつくことを知って驚愕。

ただ執行猶予期間が量刑より長い「5年」であることに

司法側も強い怒りを覚えているのを感じて救いがある。

犯罪者側を立件するのが難しかったように今後上告されて

被害者により大きな負担をかけさせないようにしたのかも。

執行猶予を付けることで罪を認めさせたのか、

この犯罪者が今後一度でも似たような事件を起こせば即収監される。

警察は常にマークしておいてほしいものだ。

それにしても性犯罪被害者が泣き寝入りせざるを得ない状況は

どうにかならないものか、あまりに被害者の負担が大きすぎる。

10回も逮捕された経歴詐称・就活アプリで若い女性を漁って睡眠薬強姦を行った

〇田憲司朗の事件はまだ結審されていないようだが、立件できたのが10件、

画像に保存された被害女性は40人以上とニュースにはある。

被害者として声をあげられずにいる女性が声を上げた女性の4倍以上いることになり、

加害者たちは「やったもん勝ち」とでも思うのだろう。

性犯罪被害を訴えやすくなる方法はこれから整うのか。長い道のりになりそうだ。

でも希望はある。私の娘世代がどんどんとそれまで男性の多かった領域に

自身の力のみでたどり着いて地道に努力を続けていることを思うと、

男女差による理不尽は少しづつでも正されるだろう。

私の母の子供時代、明らかに知的障害のある若い女性がいつのまにか妊娠させられて

大きなおなかを抱えて泣きながらさまよっていた姿をいまだ母は忘れられないという。

「石投げられたりして昔は怖いだけだったけど、今思えば本当に気の毒だった」と

80過ぎてなお、覚えているのだから衝撃だったんだろう。

その時代から考えればほんの少しでも進歩したと考えたいものよ、、、(涙)

「そんな時代の方がよかった!」と言わんばかりの人間が目立つこのネットで

静かな怒りをここに。おわり。