朝日新聞に「不妊治療の保険適用 実際は」「併用できるはずが、、心追いつかない」
のタイトルを見たので読んでみたところ、
出てきたのが東北地方の女性「42歳」!!!が数年前に不妊治療を始めた、と
「42さい!!」に私は目を疑ってしまうのだが、
「毎週のクリニック通いに加え不妊に聞くと言われる鍼治療にも通った」と、
それで「腕やおなかは注射による内出血の跡だらけ」と言われても、
「鍼」を「治療」などと無駄なことをやっているのに。
その後42歳の彼女は「安定」のパニック・うつ症状になったと、
やってることが頓珍漢でこれで「不妊治療の保険適用はぁ!」とぶち上げられても
私には理解できない。
採卵と体外受精をした後で別のクリニックに転院、そこで希望の治療法は保険適用外、
「東京なら別のクリニックに行けるかもしれないが、、」とあるが
一度転院しているので選択肢はあったように思うが、
記事はこの特異な女性を「かわいそう!かわいそう!!」にもっていく。
私が最もずっこけたのが彼女が数年にわたる不妊治療に支払った費用が
「合計200万ほどになる」で、これは自費で支払う不妊治療費では高くない、
と考える私が鬼畜なのか、もっと支払った人を知ってるからか。
「不妊治療費がぁ!」の記事ははっきり言って全く的を射ない、
科学的な根拠に乏しい鍼灸治療にまで手を出す40代に果たして高額費用は必要か、
とまで考えさせる、「混合診療の壁」といかにもな書き方だが
利用者の代表にこうもおバ〇な人を選んでいるのでは何を目指しているのやら。
記事の書き手は「石田貴子」、科学と金を扱う記事を書くには勉強不足。
一方、「梅毒が増えた!」が話題になったものの、
その記事の書き方が「若い女性に増えた!」「数百倍になった!!」と、
「パパ活のせいだ!」なんてネットの自称医者がぶち上げていたが、
罹患数で言えば女性より男性の方が今でもはるかに多い。
罹患数が増えたのは女性は男性より身体異常に敏感で調べる人が増えたからだろう。
比べて男性の場合は、よほどひどい症状が出るまで放置、
それが無駄に梅毒を広げている原因だろうと思われるのに、
そもそも、昔の梅毒になった女性は大体配偶者が持って帰って発症、
今でも男性が梅毒を調べるのは配偶者がかかってしぶしぶ調べに行くのではないか、
この梅毒の蔓延はパパ活もあるだろうが、クソな「婚活!」アプリのせいではないか、
そしてその広告をしまくる自称「婚活アドバイザー」のせいではないのか、
ネットの自称婚活指導者の中には
「セックスすれば体の相性もわかって結婚しやすい」だの
「セックスを出し惜しむほどの体の持ち主?(笑)」などと
あろうことか「女性」婚活指導者が嘲っていたりして、
これで頭と心の弱い女性がなし崩しに肉体関係を持ってしまう可能性は上がるだろう。
最近になってようやく事件化するようになってきた、
体育会系学生が繰り返し集団強姦をやっていたり、
睡眠薬を飲み物に混ぜて複数人の女性を強姦する男がいたり、
これで梅毒が広がらなかったらおかしいだろうに、
ニュースはせいぜい「SNSがぁ」にとどめる程度。
不妊治療記事なら「女性がかわいそう!」と言えばすべてが解決、のような
思考停止をやるよりは、性犯罪者の梅毒罹患率を調べてもらいたいものよ。
私の予測としては、性犯罪者たちは常に泣き寝入りしそうな若い女性を
相手にしているので梅毒罹患率は高くなく、一般的な割合にとどまるだろう。
それでも性的に異常な男たちが複数人いれば確実に梅毒罹患率は上がる。
それで性犯罪被害者である女性が梅毒にかかる率もあるだろうし、
集団強姦した男たちが梅毒を分け合うことも確実にある。
性犯罪者の悪質をもっとえぐる記事を書く人間がメディアにはいないのを
私は残念に思っている。
報道の仕方一つを見てもまるで「若い女が梅毒を広げている!」かのようなやり方に
もっと世間は怒るべきでは、と思うので私が怒っている。
被害者を加害者に仕立てる報道ってな。作為もいいところだ。
ショーもな不妊治療費記事を書く暇があればこちらをやってほしい。おわり。