「アンチフェミはおいしい」

最近のはてなは広告に「アンチフェミ」を使うのに味をしめているようで

増田で障碍者枠まで使っているようだが、「加害する障碍者」で思い出したのが

現在は「レッサーパンダ帽男殺人事件」としてウィキペディアにある

丁度20年前に起こった事件で、被害者の女性が生きていれば立派な中年女性だ。

この事件は女性が悲鳴を上げて逃げ回っていたのに、

当時話題になったレッサーパンダの帽子を加害者がかぶっていたため

若いカップルがじゃれているだけのように周囲が思ってしまった、

被害者のまだ19歳だった女性が執拗に刺されて死んだにもかかわらず

ネットでは女性が男性をからかったかのように書かれたりして

やはり「被害者が悪い」にさらされたのを私はよく覚えている。

この加害者は知的障害があったにもかかわらず障碍者申請をしていなかった上

強制わいせつの前歴もあり、無期懲役になったようだが、

殺されても「女が悪い」と言われがちな社会で職場で無難に女性がやり過ごすのを

障碍者に女は冷たい!」などと20年たっても非難される、

なんと世界は女性に、特に若い女性に地獄であることか。

それを「差別主義者!」と吹き上がる連中を何時間でも小突き回してやりたい。

何らかの被害にあった女性に「自衛!」なんて言うくせに、

「自衛」をしたら「不親切!」とののしる。

この構造を広告業者は「アンチフェミは人が集まっておいしい」と繰り返す。

次はアンチフェミ連中に何を売りつけますかね、

「婚活女は1千万円以上の年収を狙う馬鹿ばかり!」とか

「女は暴力で言うことをきかせたら喜ぶ!」とかの本ですかね。

当たらずとも遠からず、と私は思っているが、

このショーもないエッセイが人生の何の役に立つのやら。

またこういう活動で人を集める連中が「起業!」とか言って

「私たちの「ミッション」は!」と判で押した頭の悪い表現を使うのを

私は「宗教」と思ってみている。究極に儲かるのは「宗教」だし。

「ミッション」って本来は布教活動だったんだよな。

ネットの主に就活・婚活を扱う「起業家」がよくこの言葉を使うのは

何の冗談か、と思いつつ、

「昔宗教、今就・婚活」が若者が引っかかってはいけないものと考えている。

女が広告に使われるのは今も昔も変わりがない。

それにしても特にはてなはやり方が酷い、と思うのでした。

「アンチフェミ」が無駄金を持っているから起こるこの現象が繰り返す限り

弱者男性なんてこの世には存在しない気がする。おわり。