いろいろ。

土曜日夜の地震は起こって1時間後ぐらいに私たち夫婦は知って、

都心に住む娘に電話するわけにいかず、朝起きてすぐにラインを送った。

幸いにして揺れたけれど大きな被害がなかったとのことで、

ただガスの自動装置が働いて止まったので大家さんが知らせてくれたと、

現在娘は部屋を大改造中なので「やはり背の高い家具を買うのは止めにした」と

倒れてきたら危ないものね。狭い部屋で工夫して暮らすは安全に暮らすでもある。

唐突に「明日帰ります!」と連絡があった下の娘はごろごろグタグタして、

ストレスを癒せたよう。

なんとなく、仕事より同じ寮に住んでいる同期がストレスのよう。それも「男」。

はてなでは「女が悪い!」「女が優遇されている!!」が常に支持を集めるようだが、

そういう男は女の能力の高さが見えないようだ。

うちの下の娘はふわっとした雰囲気で

ゴリゴリの「旧帝大工学系修士卒」には見えないので、なめてかかられるらしく、

ふざけたことをしょっちゅう言われるらしい。

娘が相手にしないでいると余計にひどくなるようで、

見かねたほかのもっとわかってる人間が「あの子、かなりできるよ」

と指摘しても受け入れない。

そういう絡みついてくる男は私が若いころからいるので

「女尊男卑だぁ~」とネットで叫ばれたところで、状況は変わらないようだ。

ひょうひょうとしても実は超高学歴で仕事のできる人間が「男」だったら

こういう男はそれでも絡みついてくるものかね?「女」だから、でしょう。

うっとうしいハエがぶんぶんまつわりついてくるのは神経をやられる。

そのうちはっきりともう2度とかかわらないように対策を立てるだろう。

そういうことを下の娘は何度も繰り返している。

何度も、が悲しいところだが、そのうち辞めてくれるだろうとどこかで人を

信頼している優しい気持ちを失っていないは良いことかもしれない。

「お姉ちゃんだったらこんなことはないよね」と弱音を吐くのが悲しい。

上の娘になめたことをするような命知らずはその場で瞬殺されるからな。

相手にしないやさしさにいつまでもたかり続けたら、

そのうち仕事を失うんじゃないか、と私は心配する。が、失う前にやめそうな雰囲気。

下の娘にショーもなく絡む同期は今、大変「東京!」にあこがれているらしい。

「東京に行けば俺を認めてくれるところがある!」と言うようで、

その情報はネットで拾ってきたようなものばかりで頭を抱える。

同じ寮に住むもう一人の同期(女性・事務系総合職・バリバリ)は

「本物のあほや、、、」とあきれている。

就職するまで親元を離れたことがない地方の学生はこうなりがちなのか、

見えるはずのものが見えない、は大きな悲劇だと思ったり。

上の娘にその話をすると「そういうやつが東京に来て見事に大失敗する」と

「言えばよいのに、うちのお姉ちゃんは〇大を卒業して今〇〇で働いてるって」

「考えてみれば私って結構いきっても良い立場な気がする、できないけど」と

うちの娘たちは謙虚で面白い。

娘が去って行った後も心を温めるおばはんなのでした。おわり。