現在、下の娘が絶賛座学で学習研修中ではあるが、
社内でよく飲み会が開催され同期で集まると常にうわさばなしになるそう。
下の娘は高校からガチ理系でこの手の「うわさばなし」社会になれていない。
聞きたくもない同期の芳しくない噂だの、悪口だの、それで娘は心が弱る。
「なんでみんなあんなにどうでもいいことをあーだこーだと話せるのか不思議」と
フェイスタイムで疲れた顔を見せた。
そばで聞いていたマイダーリンが
「世間の会社員はそういううわさばなしで発散するもんだよ」
「でも、パパはママはしたことがないでしょう、お前も今までそうだ」と、
私の場合、悲しいことにうわさばなしは特定の人からしか入ってこないわ、、(涙)
それも時々、コミュ障の私ならそれがもれることはなかろう、ではいってくる。
実際、話をすることはないんだが。聞かれれば言うけど。
下の娘曰く「今まで研究室の極・密な社会で、誰が何時ごろトイレに行くとか
話をしなくても知ってるような社会で特に噂話は必要もなかったし
そもそも、研究室にいた人たちはそこまで他人に興味がないんで、
世間の人がこんなにも他人のことに興味があるなんて知らなかった、
思えばよいところにいられた」と、しみじみ。
娘は就職してからたまに研究室がいかに素晴らしい場所だったか語る。
もう戻りたいわけではないんだが。よきことをたくさん教わったと感謝している。
下の娘が同期のうわさばなしに弱らされていることを上の娘に話すと
「不思議だよね、なんで他人にそこまで興味を抱けるのか」とさらっと言い放って、
姉妹よのぉ、うちの娘たち、徹底してあまり他人に興味がない。
父親に似ているのぉ。私はそこまで徹底していない。(気がする)
幸か不幸か、所属先は研究施設で徹底して自分と自分の業務内容にしか
興味のない面々が集まっているので、研修を終われば静かな生活に戻るだろう。
娘の上司には「世が世なら殿様」の歴史の教科書に名前がのっている家の人がいて
それはそれで別世界のよう。ちなみに全員、男性ざんす。
その部署の初の女性社員だそうで、相変わらず独自路線を爆走中。大変だ。
おわり。