最近のわたくし。

既婚の下の娘の部屋を片付けている。

なんでも「捨てちゃダメ!」で積みあがってきたものが

正月に幼馴染たちの家に遊びに行って驚くほど部屋に荷物がなくなっているのを見て

危機感を覚えたらしい。「おうちは大丈夫?」と。

「あんたの部屋の荷物が一番多いんじゃー!!!!」と私の心の叫び。

独立した子供たちの部屋をどんどん片付けて自分が動けなくなった時に

子供の負担を減らそうと頑張っている長年のママ友たちの

「子供の意見?はぁ?社会人になって独立してもまだ実家にモノを置いてる方が

悪いんですけど」の情け容赦ない思い切りは以前から知っていたが

そこまではなかなか思い至れなかったのでぐずぐずしているうちに

結婚して自身の家庭を持った瞬間から「シンプルライフ」に目覚めたらしい娘は

「こんなにたくさんの「ゴミ」を放ったらかしにしているなんて、、」と

このアテクシを責めるような言動を弄するようになりましたのよ、、(遠い目)

まことに教育が行き届いていてな。

というわけで現在やっているんだが、まあ、紙ごみの多いこと、

小学校時代から授業中に教室で回しまくった「メモ」の束が山ほど出てきたり、

プロフィールブックやらお手紙やらシール帳やら、

昔から下の娘はリア充でお友達からたくさんあれこれもらっていたものよ。

付き合いが広すぎて結婚式の出席者を絞るのに四苦八苦している。

幸か不幸か我が家は親類の数が少ないので助けられているものの、

大学の研究室やら職場やらまで呼んだらとんでもない数になる。

式は娘の「部活」つながりだけで30人近く呼ぶことになる。

幸いにしてお婿様と研究室が同じなのでそこの同期はお婿様に

呼んでいただくことにして職場はこの際「切る!」と思い切ったものよ。

話を片付けに戻せば、女の子が何かと言えばもらってしまうぬいぐるみの数は

異常であるとの論文はまだ提出されないものか、

男の子でここまでのぬいぐるみは集まるものかね、

ありとあらゆるキャラクター、すべてここに集結!くらい山ほどある。

要するに片づけはエンドレス、暑さもあって参ってしまいそう。

未婚の上の娘の部屋はどうかと言えば、定期的に「捨ててよい」指令を受けていたので

すっきりしている。上の娘はこういうところ、そつがない。

というわけで、次々発掘されるぬいぐるみたちにまみれて

おばはんはぐったりしている。一周忌に帰ってくるまでには片付けねば。

ぬいぐるみと紙ごみの中から部活の宴会で取り寄せた「エミュー」?「ダチョウ」?の

卵の大きな殻が出てきておばはんは腰を抜かす。

ネットで取り寄せてホットプレートで焼いたのどうのと言ってたわ、

荷物の中から全面そろったルービックキューブも出てきたりして

3歳児のころ、言葉が遅いのに100均で買ったルービックキューブ

4面まで合わせて驚いたことがあったな、いつまでもずっとやっていた。

大学に入ってからはすべての面をどれくらい早く合わせるかになって

一時期研究室でみんなで競争していたとか。

そういう思いでも掘り出す作業には時間がかかる。でもやらねば。おわり。