リアル・恋活・婚活アプリ話。

二人の娘が東西に住んでそれぞれ文系・理系なので

イマドキの「婚活」アプリの話が男女両側から聞けて、

結論から言えば、女の子はどれほど「安全ですよー!」と広告されていても

利用しないほうが吉、なんだけれども、

要するに「男というものは」とあきれるような話しかないのに驚かされる。

工学部卒の下の娘が大学の高専出身の先輩に相談されたのは

高専卒で工場勤務、気が付けばいつ女の子と話をしたやらな彼の後輩が

どうしたらまともな女の子と知り合えるか、アドバイスしてもらえないかと

今までどんな女の子を選んできたか直接アプリを見せてもらったら、

見事に女の子の「顔とおっぱい」しか見ていない。

「こんな半分おっぱい見せてるような女にまともなのがいるわけないでしょー!」と、

「かわいい顔でおっぱい」の「無敵」感に脱力したそう。

「顔とおっぱい」で選んだ女の子にあってみると仮想通貨やら、投資やら、

その彼にはまとまった貯金があったのですべて吐き出さされどうしたもんやら、

「とりあえず顔とおっぱい見せてる女は避けろ」と言ったが納得できないよう。

むしろそれ以外何を基準にするのかと、

「かもになるために生まれた人っているのよね、、」などと、あまりの悲劇に涙。

「恋活なんか業者しかいないから」と結婚するつもりもないくせに

婚活アプリで女の子をあさるド外道はしたり顔で話すらしい。

「べただけど、マンション営業、宝石販売もあるよ」

「男性エステ」だの「料理教室」だの山のように「営業女子」が恋活アプリにはいると

昼夜逆転にもなる工場勤務をしていると情報に疎くなるのは仕方がないのか、

しかしその先輩はド外道同期のほうに相談は持って行かなかったのが良識的。

悪い知恵を授かっても幸せになれないしね。

一方、上の娘の後輩が気が付けば老人と女性しかいない職場でアラサーとなり、

こりゃーいかん!と1年間、ありとあらゆる婚活アプリに登録し、

ノルマのようにマッチした相手と会いまくった顛末はもうひどいもので、

現在その末に何とか同じ大学出身だというパートナーと付き合ってはいるものの

「あまりにひどい目にあいすぎて、何が何だか分からなくなった状態」のような、

要するに今の相手もろくでもなさそうだけれど、もう婚活をするのが嫌だし

こんなにひどい目にあって何の成果もなかったのが許しがたいから、こんなのでも、な

世の中「無駄だった、、」を認めるのも人生訓として悪くない結果なんだけど、

「もうこれ以上婚活するのが嫌になった」から付き合っている相手が、

はたして本当に男性であれば超ブランドである娘たちと同じ大学出身者なのか、

 それを調べるのもしんどいと、本人は調べてないらしい。娘も怖くて調べられない。

「あんなアプリまで試したのー!」と悲鳴を上げるようなところまで手を広げ、

頑張った過程と結果があまりに悲惨なんで、娘は「アプリをやる勇気はない」そうで

チャレンジャーである後輩は立派とは思うが、折れない心を持たない自分はしない、

と、下の娘いわく「それが大正解」の結論になったのでした。

ちなみに東西、男女、ともに「決してやってはいけないアプリ」は「ティン〇ー」で

次が「ペ〇ーズ」、どちらも一時期「就活!婚活!!アドバイザー!!」が

広告していた、これって外資系じゃなかったかね。

この手のものを使いこなせる人間は相当な「猛者」なので真面目でまともな女の子が

やるものではないということをここに。

そして上の娘の周りにはアプリで結婚した先輩(女)もいるものの、

ことごとく早くて3か月、遅くても1年以内には離婚に至っているよう。

世の中、どうかしている。おわり。