「弱者だから優しくしてほしい」のか?

と、聞きたくなった増田があって、アンチフェミ関係の釣り記事だろうが、

とうとう自称・障碍者まで出てきたか、ネットではなんにでもなれるので、

そこまでしてでも「女は冷たい」としたい人間がいることに驚かされる。

目を引く身体障碍者であれば、男女を問わず、

さほど親切にはしてもらえないのが世の常ではないか、と私は思っている。

男性が若い女性の障碍者に親切だとしたら、私は高確率で危ない人間と認定する。

あからさまに精神障害のある女の子でいつの間にか妊娠させられたりするのは

こういう「親切な男」がすり寄ってくるせいだが、不思議とネットで話題にならない。

これほど弱者の性を踏みにじる例はないと思うが男性には見えないものか。

それとも「女だからセックスが満たされている!」と言い張るか、

私が知る限り、精神障害持ちの子連れ女に

まともなパートナーがいるのを見たことがないけどな。

私は「弱者だから異性にやさしくされるのは当たり前」か、とむしろ聞きたい。

その感覚が私には薄気味悪い。増田の障害2級は精神障害なのか、

それなら余計に女性は、特に若い女性は近寄ってはならないだろう。

危害を加えられても「精神障害2級なので!」とされたらおそろしい。

星の数は別にして、ブコメは「かわいそうな弱者男性!」を主張気味で

そんなに「男」は特別扱いしなければいけないものか、

「弱者」でも「男」なら、少なくとも異性に襲われる危険はないんだから、

そのありがたさに目を向けることはできないのか。

若かりし頃の私は、思春期痩せ症で体が弱そうに見える人間で

「体が弱いから何でも言うことを聞きそう」と思い込んだトンデモ男たちに

よくすり寄られたものだ。

見た目と違って人の言うことを聞いたことがない私に当てが外れた彼らは暴言を吐いて

こちらが納得できないことを無理やりおしつけてこようとする人間は

必ず弱いと思われる相手を狙ってくるのを学んだ。

若い私の異性への警戒心は強くなるばかり。

障害持ち弱者で狙われないで済むのは「男」であるおかげ、と

思いつかないのは、やはりその障害は頭、、いやいや精神か。

「弱者だから異性にやさしくしてほしい」のはある意味異常。

ゆえに、仮に増田が本当に障碍者であっても周囲の異性に反応は

妥当だということをここに。

弱者だから優しくしてあげる、なんて人間に碌なのはいないんで、

男女ともにそれは心得ておかねばな。

私のような半世紀以上生きたおばはんにとって

ネットの「アンチフェミ」論は広告活動の一部に見える。

今や「アンチフェミ!」と言えば相当数の人間が集まる。

最近のはてなの傾向として「アンチフェミ」を増田で広げて

そのうち「ノート」でそれ関連の記事をブクマで目立たせる。

それから「本の広告」でもするんじゃないかな。

「アンチフェミの味方である俺の本を買え!」とやられたら、

「アンチフェミ」たちはどんな本でも買いそうだしね。

そういうたかられ方をすることに気がつかないのは、幸福か、不幸か。

あまり「弱者だから優しくして!」と公言しないほうが無難だけどね。

おわり。