お茶の風景。

最近の紅茶業界(?)はドライフルーツをお茶として飲む流行があるらしく、

私が初めてその手のものを飲んだのは

ウエッジウッドの今はもうない紅茶シリーズで、

10年ほど前になるんじゃないか、結構高かったわ。

ドライフルーツを適度にブレンドした「お茶」は

最近の「デカフェ」流行も汲んでいるのか、

「体に良い」を前面に押し出した年寄りに優しい製品で、

ここ数年、よる年波で不眠傾向が続く私は愛用している。

フレバードは香料の歴史のためかフランス産のものが一番美味しく

間違いないブランドはおそらく「マリアージュフレール」と思うが、

マイダーリンほど紅茶にこだわりのない私はもっと安くてよいので

最近はリプトンを愛用している。

ごく普通の紅茶はトワイニングがもっとも無難だけれど、

ここが出しているフレバードと言うのか、ドライフルーツ系のお茶は

何故かどれも私の苦手な「ローズヒップ」と「ハイビスカス」を使って、

このフレバード界の2大巨頭とも言うべきハーブは

たいていの「ノンカフェ」「ハーブティー」に含まれて、

私は閉口している。

何で入れるかね、これ、ってずっと思ってるんだけど、

そんなにみんな、すっぱい飲み物がすきか、

すっぱいのが飲みたかったら私は「酢」を飲むんだが、違うのか、

いらんだろ、「ローズヒップ」「ハイビスカス」。

私はトロピカル系のフレイバーが好きで見かけたら買うが、

気をつけないと大体この二つが入っていて「失敗したー!」となる。

 最近、買って気に入っている日東紅茶の水出しシリーズに

「トロピカルフルーツ」があって、

これはほかにマイダーリンの好きな「アールグレイ」と

「ピーチティーローズヒップ」と、

私はわざわざ「ローズヒップ」と書いてあるにもかかわらず、

「ピーチティー」に惹かれて購入し、あまりの「ローズヒップ」ぶりに絶望している。

書いてあるじゃん、おばはん、これだけでかでかと書いてあるということは

ほぼ「ローズヒップ」なんだよ、「酸い」んだよ、やめておけよ、

と、自分に喝。

少し前にトワイニングのカフェインゼロの「ピーチ&パッションフルーツ」を買って

これもまた「ローズヒップ」と「ハイビスカス」が入って、酸くて

しょんぼりしているというのに、何故、私はすぐ引っかかるのか。

「ピーチ」が私の理性を奪う、

きっと私ぐらいのおばはんが全員この「ピーチ」に引っかかっているだろう。

そして今商品サイトを見たら

ローズヒップ&ハイビスカスの酸味を

ピーチやパッションフルーツの香りで和らげたトロピカルなおいしさ」と

「酸い」んじゃん、わかってるんじゃん、和らげてないよ、こら、

と朝から無駄に腹を立てているのでした。

ま、書いとかないと忘れるのでな、

ところでドライフルーツをお茶として飲む文化は世界的なものか、

考えてみれば韓国の「ゆず茶」はほぼマーマレードだが、

韓国には茶葉文化がなかったとのことでこれはハーブティーの分類か、

「柚子」であるにもかかわらず全然酸くないので

これを「ローズヒップ」「ハイビスカス」文化は見習って欲しいと思うのでした。

甘ければよいというわけではないが、無駄に酸いのは嫌いだ。おわり。