日常雑記。

桜玉吉先生の「日々我人間」を毎晩しみじみ1つか2つ読んで

引きこもるのもまた人生、と思ったり。

先日、日経新聞のコラムでフランスの地方貴族が数十年単位で引きこもって

つけてた日記の内容が領地の収穫やら補修、そのほか諸々、

地味な日常作業であったのを読んで、まあ、人間そんなもんだよな、

引きこもれたら引きこもる人間がいても良いんじゃないか、

無駄に動きまくる人間がいるように、動かない人間もいる。

とか言いながら、動かざるをえないので動くのも人間。

桜玉吉先生とフランスの田舎貴族の共通点は引きこもり生活をしているだけで

玉吉先生はほぼ動かずすることも大体同じであるのに

何故か切り取られた生活は彩り溢れて、これが描く才能かと思わせられる。

でも御自身のことは「ひびわれ(た)にんげん」と思われているのか

ってことをダーリンに言うと、「え、日々、われ、人間」ではないの?」と

私は「半分壊れてます」を意味してるのかと思ったけどな、

教えて、玉吉先生。

本の感想はまた後日書くことにして、私も私のしょうもない人生のメモを。

とうとう5本指ソックスに手を出したわ、

私たち界隈では「禁断の5本指ソックス」と呼ばれているものに。

そのオシャレ度を千パーセント下げる存在は、ひとたび手を出すと

抜けられぬものだと知りながら、指先に汗をかいてそこが冷えるのがきつくて

つい、やってしまったわ、

冬のバーゲンで「絹の5本指ソックス」が売ってたので衝動的に。

これがまた、良かったので、わー、もう抜けられぬ、と思って、

冬はブーツを履いてるし、この上からタイツを履くしパンツだし、よいか、

と思っていたら、先日、空港の検査でブーツを脱がされてな、、、(涙)

不自然にもこもこした足先を不審がられて「脱げ!」とか言われたらどうしよう、

と、久々に泣きそうになったわ、

幸い、50過ぎのおばはんテロリストとは思われず難を逃れたが、

そもそも、こんなおばはんが底の薄いショートブーツに何か仕込むか?と、

空港のあの異常な検査体制に疑問を抱く。

さむいじゃん、何やってくれるんじゃ、と、

おばはんは危うく恥をかかされそうになったので深く深く、

空港検査の若い姉ちゃんを恨んでいるのでした。

ソックスは絹が良いのか、それとも5本指が良いのか、まだ謎。終わり。