旅行記録。

マイダーリンが遅めの夏休みをとったので伊勢神宮に行って来た。

近鉄の「しまかぜ」に乗って宿泊は賢島。

賢島は良かった。

東京近辺では箱根に似ている感じで風光明媚さは沖縄のよう。

今回でサミットホテルは3度目になった。

サミットホテルはさすが景色の良いところを選んでいる。

行く価値はあるかも。

伊勢神宮は外宮から内宮にタクシーで行って、これを歩くのは困難。

ごく一般的な郊外のロードサイドなんで退屈してしまう。

いっそずっと森が続くほうが歩けるものかも。

内宮はさすがに美しく、他のどの神社より宮司(か?)が多い気がした。

中を流れる五十鈴川が素晴らしく、よく考えられて作られている。

どこに行っても驚かされるのが、よくこんなところに大昔、

建造物を作ろうと考えた人間がいたこと、

日光東照宮は特にそう思ったが、伊勢神宮も然り。

ここまで来ていた蔡王の姫君は大変だっただろうなあ、

今でも眞子様佳子様、いずれは愛子様もおまいりするのだろう、

遠いところからはるばると、と言う気がする。

残念ながらよくテレビで映る成年女性皇族がお歩きになるところは

公開されておらず、たぶんここを静々とお歩きなんだろう、を

チラッとだけ見た。

伊勢は日本には珍しい山ではなく森がずっと続くように思われる

なだらかな場所だった。

有名なおかげ横丁では伊勢うどんを食べただけで帰ってきた。

赤福のカキ氷、食べたかったわ(涙)

赤福は「しまかぜ」の車内販売で「一人分」の可愛いものがあったので

弁当のあとのデザートにいただいた。美味しかったざんす。

伊勢うどんは独特の食べ物で美味しいけれど、これをうどんと思うかどうか、

熱々、やわやわの真っ白い麺に赤黒い生姜入り醤油タレがかかる、

なんだかうどんの形状の別な何かを食べている気がした。

三重県は私は関西圏だと思っていたが実は中部地方圏ではないか、

しょうゆにしても味噌にしても味付けがやや名古屋的な、

伊勢うどんもその影響下にある気がしている。

食事は何を食べても美味しかったが、味付けはやや濃い目、

文化は東よりか、東京から来ても十分対応可能な場所かと。

食事の味付け以外は私は大変満足。ホテルの部屋が良かった。

今回、3泊してホテルはネット経由で直接とったのだけれど、

旅行から帰ってすぐ何故か、

某「一休」から泊まったばかりのホテルの「お徳情報」が来て

愕然とした。このたびは1度も「一休」を検討することなく、

サイトを踏むこともなかったのに、何故か、立て続けに来る。

これはやはり情報が私たちの許可なしに共有されているとしか

考えようもなく、恐ろしいな、と思った。

私は伊勢丹カードを持っているのでしょっちゅうおそらくは一番強い提携先である

「一休」の案内が来るのだが、今回、支払いも伊勢丹カードではしていない。

それでこの情報共有はどこから抜けているのか、いや、不思議。

伊勢丹と言う場所は、かつて私が初めて行ったときから比べたら、

かなり劣化している。

これは私が慣れたせいか、と思ったが10年ほど前、

ネットサービス系と提携した頃から、

おかしなものが時々参入して、それがじわじわ浸透しているんじゃないか、

売り場がどこか高校の文化祭的になっている。

かつてあったエレガントとぎりぎりの庶民感のバランスが崩れて

残念な状態と言うか、これなら私は新宿高島屋のほうに行く。

まだ保守的な安心感を求めるわ、あるいは小田急とかな。

何かちょっと良いもの、を買うところではなくなったな、

しょせんは「秒速」がかかわるような場所よ、、、のあきらめ感。

信頼を積み上げるのは時間がとてつもなくかかるのに、

それを食いつぶすのはあっという間、新宿伊勢丹はそれを思わせる。

ネットでは勝手に情報共有しているのは常識なのかも。

アマゾンでも顧客の検索記録が流失とか。

旅行記録のはずが、結局ネット雑記。

いい気分で旅から帰ってすぐ「一休」から

泊まったホテルの「お徳情報」が来る怪異を経験したんでな。

おわり。