「復活の日」、、、

わたくしが子供だった昭和時代、今は朝ドラでおじいちゃん役をやってる草刈正雄様が

最後にぼろぼろの格好をして帰ってくるという不可思議な映画がありましてな。

以来何かを中断して再び始めるとき「復活の日」と銘打ちたくなるのよ、

平成ももう終わるというのに。

と言うわけでインフルエンザから何とか生還したざんす。

年をとってのインフルは辛い、きつい、死ぬかと思った、もっと年寄りなら死ぬな、

1週間、夫婦で寝込んで、食料がつきかけたりして、

ああこうやって高齢者夫婦が死んでしまうんだろうな、

共倒れして二人同時に動けなくなって死んで数日後見つかる、

これからそういう事件が増えるんじゃないか、

やっぱ、ヤクルトはとっておくべきか、なんて考えてしまったわ。

ヤクルトレディーには迷惑だろうが。

子供がいても子供といっしょに住んでないとそうなる。

あとでお嬢たちに「こんなだった」と言うと下の娘は「不憫な」と言い

上の娘は「アマゾンプライムに入ったら?」と勧め、

なんか、まあ、そうだよな、と思ったのでした。

1週間で何とか動ける程度になってその後あれこれあって現在にいたり、

ようやく、ネット記録でもしておこうかという気になった。

池袋の事故のとき、ちょうど上京していてホテルでテレビをつけて事件を知った。

加害者は当時「車のブレーキが壊れた」だのなんだの言ったらしいが、

現在は逮捕できないほど、重症なんですかね?

リアルタイムでその場にいた人のインタビューでは

夫婦は無表情で車の運転席に座っていたそうだが、それもデマなのか、

なんにしても、まだ1週間もたってないのに遺族の夫が顔を出して会見するとは、

このまま逃げ切られるかもしれない、の恐怖を覚えたんじゃないか、

東大生や慶応大生の集団強姦事件でも、

親が権力者だと、やった連中の扱いが全然違っている国だものね。

それでも上野千鶴子が東大の入学式で何か言ったら

きゃんきゃん叩く人が山ほどいる。

遺族の危機感はわかる気がしたな。

しかし、かつての権力者がボケたら、子供の言うことなんて聞かないんで、

免許返納をしていないのを家族のせいにされるのも辛いよな、と思うのでした。

おばはんは、復活しても、相変わらずでした。終わり。