ネット雑記。

某弁護士が慶応大集団強姦不起訴事件と相撲取りの喧嘩の話を絡めて書いている記事を読んで、
「被害者を盾にする」(矛か?)手法の対照的な例だといってるんだろうが、
被害者不在でも立件できるものをしなかったのは、どのような「力」が働いたのか、
それを問題にしてもおかしくはなかろうに。
むしろ、不起訴になったことで被害者の女子学生を悪く言う人間はネットにも山ほどいるだろう。
起訴されるかどうかと言う時点でも、自称慶応卒の「外資系云々」マンがいかにも事情通らしく、
「あれは被害者が悪い」といわんばかりのブコメをつけていたりして、
いやはや、慶応大学は多数決でなんても決めるんだな、被害者より、加害者の数が多いから、加害者の勝ち!みたいな。
実際、大学側はそれに似た対応を既に被害者学生にとっていたが故に時間がかかり証拠も隠滅されてしまったんだろう。
この暴行事件の詳細は本当か嘘か、動画が撮られただの、加害者たちが被害者に向かって放尿しただの、
話を半分に聞くにしても常軌を逸している。
その常軌を逸した行為を大学に入ったばかりの未成年が受け入れたと考える馬鹿が慶応卒業者にいるとしたら、
何を大学で教わってきているのやら、誠に胸糞が悪い。
そして私はこの件で「被害者を盾にとる」言説を弄するこの弁護士も非常に気持ちが悪い。
詭弁を弄して目くらましをかけている、はてなは昔から時々良心的専門職者が発言して、面白いところだったが、
専門を盾にしてある種のよからぬ方向に言説を捻じ曲げるやからが最近は出てきて、いやはや、と言う感じ。
ブコメでどの程度の人間が騙されるのか、見ていたいという気はする。
まあ、医者だから、弁護士だから、で、優秀かどうかは別問題だよな。倫理的であるかどうかもまた。