小人、閑居きろく。

偏った情報しか持たないおばはんなので、昨日「るろうにけんしん」の一挙放送を楽しみに、テレビをつけると、やってない。
あぁあぁあぁ、原作者の「大人の事情」が、映画によく出てる割にろくな作品にめぐり合えていない佐藤健君の
唯一のまともに見られる映画の鑑賞機会を奪ってしまってるー!と、マイダーリンに言いつけると、
「知らなかったの?ネットで放映中止ってあったよ」などと、ネット漬けなのに役に立つ情報を何一つ拾えていないのがマルバレ。
「るろうに」の代わりに、マイダーリンが録っていた「フューリー」を見せられる。
米国製作でもかすかにドイツ兵へのリスペクトも含まれていたので、まあ、まあ。
しかし、リァリティーを追求したとはいえ、ああもぐっちゃぐっちゃにされるのでは、後味悪し。
評価はどうだったか、ネットを見ると「ブラピは悪い役が出来ない」の意見もあり、なるほど、そういう見方も出来るな、
確かに「ブラピ」は常に「いい奴」だ、ま、そんな役者がいてもいいんじゃないかな。
かつて「この俳優が悪役を演じたら全アメリカ人が泣く!」なんて俳優がいたような。
ジェイムス・スチュアートだったか、グレゴリー・ペックだったか、はて。ブラピもそういう位置じゃないかな。
さて、小人は閑居中に「23区格差」を読んで、期待していたようなゲスい本ではないことにがっかり。
出た当初、ずいぶん批判が多かったが、どうやら的外れのようだ。
割とかためのちゃんとした本で、「東京都」を知らない人間にはそれなりに役に立つ。
千代田区」に一部に秋葉原がある、なんて知らなかったなあ、千代田区は元は神田区麹町区が一緒になったところだとか。
秋葉原台東区にもかかっているようなので、私にはそちらのイメージが強い。
私には、台東区は親しみやすそうなところのイメージがあるが、都民には受けが悪いらしい。
東京都民ってリベラルを気取る割には差別意識満載の人が多い気がするんだが、どこでも「地元民」は腐りがちかも。
都心部で住み始めた人には読むのをお勧めする本、簡単に、区の位置関係、現状がわかってよい。
私には「東京どこに住む?」よりはずっと好感のもてる本だった、「格差」なんて言葉を売らんがな、でつけてはいかんね。
この著者に、それぞれ政令指定都市の区に関する本を書いてもらいたいものだ。
とりあえず、横浜、名古屋、仙台、福岡あたりはどうだろう、転勤族には必携の書になりそうだ。
東京都では、今の時期、公立高校の説明会があるようで、選択肢が多いとは大変そうだなあ、とため息。
都内での子育ての難しさは、「選ぶ」難しさのような気がするが、たいていの場合、選ぶ範囲が限られているので、
そこを間違わなければ案外失敗も少ない気がする。やはり選択肢の多さは恵まれている証だな。
ふと都内公立高校の偏差値をみてみると、私のごひいきの新宿高校は68なのでふむふむ、将来孫には狙わせられる位置かも、
なんて、まだ娘は結婚もしていないのに勝手に決めている。
子供の教育は大体その母親が受けてきた教育をそのまま踏襲するほうが大体うまく行く、が私の説なので、
たぶん、娘たちの子供たちは公立校で育つと思われる。自分がそれでやってきてるからね。何とかなるわ。
うちの娘さんたちは大学だけは、母親とはかけ離れた世界に行ってるので、そんなもんだ。
おわり。