日常。

吉岡里帆ちゃんが「悪女」役をしていないというだけでマイダーリンに見捨てられた長瀬君主演のドラマを見ている。
これが面白い。
「ハンリュウ」大ヒットドラマをリメイクした作品らしく、この情け容赦のない展開にはまる。
とにかく展開が早い。
日本のドラマなら、2〜3話あとまで取っておく展開までものの5分で終わらせて、
いったい、あと何回このドラマは続くんだー!と何が待ち受けているのかさっぱり見当がつかなくて、
「ハンリュウ」ドラマを一度も見たことのない私でも、これにはまる人がいるのに納得。
むしろ、日本のドラマって鈍長だったのね、、なんて本当のことを。
演じている俳優さんたちはこの速さをどう思うのか、知りたくなる。いやー、別の意味で楽しみなドラマだ。
面白い、といえば、南信長が朝日新聞で紹介していた石原まこちんの「マチビト」。
これは深夜のファミレスで人間の屑のような3人組がどーでもいい話を延々とするので話題になった「THE3人様」が作者で、
私はこの話は1度読んで「アホか」と思ったのでまったく読まず、なぜ売れるのかさっぱりわからなかった。
しかし、私が年をとったのか、作者がうまくなったのか、この「マチビト」はうまい。
やはりどーでもいい話がだらだら続くだけなのだけれど、その「だらだら」を続けるのも「才能」なのかと納得した。
マイダーリンは最後の「落ち」は蛇足だというので、私も若干そういう気がしないでもないが、まあ、一般受けにはいいんじゃないか。
「この漫画を読め!」のベストテンに入りそうな作品だ。
さて、世間ではもうすぐ夏休みらしく、新聞広告にも塾案内が入る時期になって、
ネットで子育て中のお母様方も夏期講習が気になる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。(なんのこっちゃ)
子供の受験は終わった瞬間に忘れ果てるいい加減な母親の私の娘たちは何とかやっているようで、
はてなでは「進学校に10時間勉強しないとは入れない子供は云々」なんてのがありましたが、
勉強は結局「量」をどれほど多くこなすか、も才能以上に必要となるので、「勉強はしなければいけない」は刷り込みましょう。
現在、絶賛院試準備中の下の娘なんて、何を勉強しているのかわからないほど勉強をしておるざんすよ、
研究者に向いているかどうかは別にしても、やりたい勉強があるのでそれを学ぶためには多くのことを準備しなければいけない、
その準備はやはり「勉強」なんで、お受験は大切ざんす。
なんだかんだで、人生は「勉強」につぐ「勉強」、
社会人になった上の娘も「結局、勉強しないと、人生はどうにもならない」と言ってるので、
とりあえず、勉強は大事、は成績云々の前に、覚えさせておくことをお勧めします。
「しなければいけないことから極力逃げない」心を育てる意味において、やはり「勉強」は有効なんだなあ。
と言うわけで、若かりしころ勉強不足で出来の悪い母もしぶしぶ日常業務に戻ります。とほほ。