雑談。

「ミステリー・イン・パラダイス」の一挙放送を見ていると、何話目かに登場する若者の大切な宝物として出たペンダントに
なんと「初音ミク」の名前が彫ってあって、驚愕。
録画でみていたわけではなかったので、ゆっくり確認できなかったが、そのペンダント形自体も「初音ミク」のマークのような、
この作品はシーズン5なので昨年1月から放映、製作時期は2015年か、
初音ミク」が英国にまで影響が及んだのがその時期なのか、
それともこの作品はフランスも製作に関わっているのでフランスで日本漫画博のようなことをやってた時期か、
意外なところで意外なものに出会うことよ。
このペンダントの存在は謎解きの一部にもなるので、それにわざわざ「初音ミク」を選ぶとは、何か意味があるのか、
オタク文化の伝わり方には驚かされる。
ずっとテレビをみていたわけではないのだが、どうも「今風のいけてる兄ちゃんのアイテム」だったような、
それとも「実はへたれ」をイメージするか、謎。
ミステリドラマでも私は細かな「モノ」が気になって困る。
先日、「メグレ」の原作本の「サンドウィッチ」がバケットサンドか、英国のサンドウィッチか、気になって、
これはとある本の表紙に「バケットサンド」が使われていたので、やはりそうか、
ちなみにマイケル・ガンボン版のテレビ作品でも、やはりパラフィン紙に包まれた「バケットサンド」を抱えた部下が出てくるので
「メグレ」が日本で翻訳された時代の古さに泣ける。
まだ「バケットサンド」といわれてもイメージできる日本人が少なかった時期か。バブル前だな。
私が「メグレ」シリーズを読むきっかけになったローワン・アトキンソン版で「バケットサンド」はでてくるのか、
あれを見たのは原作本を読む前なので記憶にないなあ。また機会があればみてみるかな。
ジャン・ギャバンの「メグレ」も録画しているので、確認しておこう。
「メグレのサンドウィッチ」は必ずアイテムとしてでるようなので、
古今東西、私のような瑣末なものが気になる人間はいるものよ。
ところで、メグレの原作を読んでいると、「コーヒーをボールに注いだ」のような記述があって
「カフェオレボールかぁー!」となぜか感動した。
私のような50くらいのバブルおばはんにとって「カフェオレボール」は
条件反射のように「おしゃれアイテム」として認識されているので、感慨深い。
プルーストの「ミルクに浸したマドレーヌ」並みの懐かしさよ。(ちなみにプルーストを読んだことはないざんす、たぶん。)
「カフェオレボール」は日本では見かけなくなりましたな。
私はこの形状がいまだに好きで見かけるとつい買い込むことがあるが娘たちには「どんぶり」と呼ばれてひそかに傷つく。
おばはんの、思い出話でございました、、、(涙)