増田の続き。

昨日のアホ増田は。「41歳の春」だし「2児のパパ」だし実は「バカボンのパパ」なんじゃないかな。
いまどき「バカボンのパパ」みたいなことする夫が妻に「バカボンのママであれ!」と言っても無理だろうに。
逆切れアンサーが釣りでもいいが、そこにもつくブコメの「やっちゃえ、やっちゃえ」が
若い女の子をもてあそぶ気満々の人間がこんなに多くいるのか!といまさらながらネットの「男社会」感を強める。
「ひどい妻でも離婚する気はない、でも若い女の子とセックスしたい!」がこうも容認されるとはなあ。
お前ら、既婚中年の性欲の捌け口にされるのが自分の娘だったら、どんな気がするよ?
私が心底驚いているのが、離婚は勧めずに不倫を煽る、その奇妙な倫理観、
そんなに婚姻は絶対か?
うんざりするような結婚をまずやめる、そのハードルが異様に高いくせに、不倫は簡単にそそのかす。
何の罪もない女の子を巻き込むことにまるでためらいのない人間がこんなにも数多く存在するのにぞっとする。
「離婚は簡単ではないが不倫は簡単」と思われているのか。
元エントリでは月1で会う16歳も年下の女の子とすっかり「やれる!」気であることに注意を促されていたが
そこを完全に無視して「彼女は愛してくれる!」「結婚が愛の邪魔をする!」と主張する、
それは「愛」ではなく「性欲」でしかないことに気がつかない絶望した中年に救いを!と言われてもやはり私は同情できないな。
既婚者と不倫をした人間は訴えられたら確実に慰謝料を払う羽目になるんだが、そういうこともいい年をしてわからんかね。
順序が逆だ、ということに気がつくことがない、自分は被害者、自分は悪くない、自分は愛される必要がある、か。
まともな結婚が出来ない人間はまともに離婚も出来ないことを私は知るようになってきたが、この増田はその典型例なんだろう。
増田は離婚はしないだろう、「しない」ではなく「出来ない」、
でもそういう状態を世間は「倫理観」で守ってくれるのだよね、特に「子供」がいると。
私は増田の勘違いと思うが、万が一増田が若い女の子に走ってとりあえず性欲が満たされても、いずれまたより激しい修羅場となり、
今度は愛人を憎むようになって「昔はあんなに愛してくれたのに!」と増田にまだ書くかもしれないな。
それを「増田文学」というのか。納得。
私は増田が釣りでも何でもいいが、はてなに結婚と男の性欲を異様に神聖視する人間が多いことにあらためて驚いた。
40過ぎのオッサンが二十歳そこそこの女の子につきまとうのはこういう心性が容認されているからなんだな。
いやはや、若くきれいな娘を二人も持つ母親のわたしにはこの手の話は毒が強いわ。