いろいろ。

ふと、以前朝日新聞にも「いまどきの若い者はすぐ2次元に逃げる」な記事があったのを思い出した。
今回の「いきなり結婚」にしろなぜメディアは私の若いころから若者を叩きたがるのか、先のない年寄りの僻みか。
私が不思議なのは私の子供世代の幼少期はやたらと子供の親である私たち世代を叩いて「子供がかわいそう!」を振りかざしたもので
その当時の「かわいそう!」は要するに「教育するなんて自由がない、かわいそう!」ってなむちゃくちゃなものだったのだが
そうやって妙な横槍を入れてきた結果が今の状態、ってわかっているのか、
そもそも「みーんなが同じ時期に恋愛、セックス」ってのは「多様性」に反するものだとの意識はあるのか、
誰かに都合のいい「自由」や「多様性」にどれほど振り回されていることか、ここ数年ほど繰り返し書いている気がするな。
「時代を憂う!」はいつの時代もはた迷惑。それだけは時代を超えて確かか。



カストロ議長がなくなって、キューバはどうなることやら。
ヤマザキマリさんの漫画で20年ほど前のキューバがいかに物資が不足して困窮していたか読んで、
それから20年たって、カストロ議長がなくなって、キューバはどうなるのやら。
ヤマザキさんの漫画では、貧しくとも心豊かに生きる家族が描かれて、でも「この貧乏はないな」とヤマザキさんも、私も思ったので
心豊かなまま、もう少し豊かな生活になれば良いな、それが難しいのはかつて壁が崩れた後の東欧の状態を見てもわかるが。
物資が豊かになったからと言って、心が豊かになるかと言えば、そうでもないのが世の常で、
身なりもよく、十分恵まれているはずの人のほうがぎすぎすしているのを見ることがある。
たぶん目に見える「豊かさ」に焦燥感を抱くのだろう、「まだまだ豊かじゃない!」と、欲望には果てがない。向上心と欲望はほぼセット。
キューバは医療がアメリカより恵まれていると聞いたが、今はどうなんだろう?それからこれからはどうなるだろう?
「独裁者が死んだ」と安定の「トランプ」ぶりを発揮した次期米国大統領の言葉をネットで読んだが、本当のところはどうなのか。



NHKと言えば先週放映された横溝正史の短編ドラマが面白かった。池松壮亮金田一耕介役の汚さが可愛い。
毎回かつらを替えているのか、最終話のふわもこの髪はたぶん舞い落ちる花をとどめるためのものだろう。
時間の経過表現がコミカルに見えて、なんとも。シリーズ化して欲しい。私には同じNHK放映の長谷川博己版・金田一よりよかった。



先シーズンで、とっくに終わった(主人公、死んだんじゃないのかー!)と思われた「リッパーストリート」の新作があるようで
どのようにつなげるのか謎。テレビシリーズは終わらせるのが難しいか。