お父ちゃんは心配性。

大学生の長い夏休み中、高速で帰省して来ることはあっても忙しい下の娘は今年はブラック部活の強化合宿、強化練習以外に海外研修、
インターンシップを経験し、ますますヴァージョンアップ。
とは言うものの、途中で体調をくずすことがあったので、数日間、私は下宿を行き来した。心配したざんす。
ちゃんと全部こなせてよかったね、とマイダーリンと話して、下の娘は幼児期以来、海外に出たことがないので海外研修が一番心配だったと
私が言うと、「ぼくはあの子のインターンシップが一番心配だった、強引に飲みに連れ出されたりしないか、すごく心配した」とぼそりと言って、
私もその心配をしていたが、落ち着き払って見えたマイダーリンが実はそういうことを心配していたか、
「男親」と言うのは、大変だのぉー、と感心した。
言わないけど、私以上に心配していたようだ。
私は行く前に散々「セクハラを許してはいけません」といい続け、「もしものことがあったら、即相談、弁護士用意」などと
今思えば、受け入れてくれる企業様になんて失礼を、と思うが、おばはんなのでな。(関係ないか)
娘は「合点承知」などとわかってるのかわかってないのか、な反応で、でもそれを伝えることで私は私を安心させるが、
マイダーリンはそれが出来ない人なので、つらかろう、気の毒、で、かつ、やはり娘が可愛くてならないのだとわかった。
言わないけど、お父ちゃんは始終、娘のことを心配している。お父ちゃんの愛情は無限大、そして心配も。
ちなみに企業は、そういう「セクハラ」じみたことは一切しないクリーンなところだったざんす。すみません、疑って。おわり。