はてな雑記。

私はしみじみ不思議なんだが、なぜ、彼女のブログは1000以上ブクマがついた後も数日、はてな総合のトップにあるのか。
こういうブログはほかにはないので、はてなの上層部とよほど仲がいいのだろう、はてなの底辺としては怖いわぁ。
昨日、お盆でお暇にしている人がいるのか、珍しく私の日記にブクマがついたので、
この際、彼女の「底辺でいじめられていた私!」記事のつっこみどころを書いておこう。
確か彼女は16歳から4年間英国留学し、その後慶応大学に受験して入ったはずだが、ハテ、彼女の地区の成人式はいつあったのか。
正月なら、彼女の大学受験間際ではなかったか。
もし成人式が成人年齢になる前年の夏にあるのならまだ英国在住中だがわざわざ、高い渡航費を使ってなぜ最低の成人式に帰ってきたか。
つか、中学から私立に行けばたいていはその私立校主催の成人式に行くのだよね。
そもそもどれほど底辺であろうとも、成人式って、振袖を着られる子供たちだけが参加するものだからね。
強制参加、ってことはまずない。彼女の「毒親」が成人式の振袖を用意していたんだろうか?謎はつきない。
彼女の「底辺校」の成人式では刑務所に入ってこられない子がいた!といかにもそれが衝撃的に語られていたが
私と私の子供の母校では、義務教育中、既に数人、保護観察下にいる子がいたので、
成人式で「入ってる」人間がいるなんて通常モード、何をいまさら、な、
だから、わかってない奴がいかにも「底辺」の作り話をするとばれるんだよっ!と書いておこう。
故に「このお話はあくまで「フィクション」であり」ってなテロップが読んだ人間の頭の中で流れてもおかしくないんだが、
はてなの皆様方はナイーブなので、そうはならない。彼女の保護者世代から見たら彼女の話は眉唾が多いんだが。
とは言うものの、他人の「商売」の邪魔をするほど、私も鬼ではないので、
フィクションもあまり現実に迷惑がかからない程度であれば、大いにやってくれ、と思っている。
ただ、私はこういう形で「底辺を知ってる私!」とやられるのは非常に不愉快だし、
公立育ちがここまで馬鹿にされるのは正義でもなんでもないと機会があれば主張しよう。
そもそも、底辺から勝ち上がって行く人間は私立大学には行かないもんですわ。
そこを大急ぎでスルーする人間が「はてな」には多いので、ほんまに「はてな」はいい「漁場」なんだろうと感心する。
はてな」で釣れたら、どれくらい売り上げが上がるのか、これを詳細に分析してくれる人がいればいいな。
彼女の「中の人」は、地方ではそこそこ裕福なご家庭出身なんだろう。
ただ東京に出ればそれもさほどではないことをいやというほど思い知らされる。そこで話を「盛る」くせがついたんじゃないかな。
「盛った」話に突っ込まない程度に育ちのいい人に囲まれて幸せに感じると同時に不安にもなったかもしれないな。
私の娘は底辺公立校からトップと呼ばれる大学に入学して、「中学のガラスのほとんどが割れていた」の話をなにげにすると
私立校育ちの御学友が「学校の窓ガラスって割れるものなの?」
「ぼくの学校の窓ガラスは全部ガラスブロックで、全力でぶつかっても割れない、むしろ怪我するほどだった」といわれ
金持ちとそうじゃない人間とは、窓ガラスのレベルで違う、をしみじみ知ったそうだ。
私の娘たちに「底辺育ちの私が高偏差値大学に入って知ったこと」をネットに書かせれば、ノンフィクションとしてベストセラーになりそうだが、
彼女たちはネットでものは書かない。母親と違って「まとも」なのでな。
ま、ネットに書かれたものなんて怪しい話、ってことですな。
ちなみに私の地区で「銅線を盗んでつかまった奴」なんてのは「働き者でガッツのある奴」として扱われる。
とりあえず「人の言うことをよく聞く、働いている人間」だからね。
成績は普通科に入学できる程度でも、シングルの母親にこれ以上迷惑かけたくないので、と高校から食物科に進学、
在学中から「王将」でバイトをして調理師免許取得後、そこに就職した子や、
複雑な家庭環境だったので、高専校に進学して寮に入った子も「底辺」と呼ばれる学校には存在する。
私は恵まれた家庭に育ったのに親に文句しか言えない子供よりはそういう子供たちが好きだし、子供の友達として誇りに思っている。