雑談。

築地の鮨はどうやら「観光地値段」であることをネットで教えてもらう。
確かにそこでその値段はぼったくりだわー、回転鮨が多いと言うのも「びっくりポン」やわー、行かなくてよかった。
たいていの食べ物は「上方文化が上!」と信じて疑わない私だが、鮨、特に「赤身」は東京で初めて「うまい!」と感じた。
それまでは「白身」オンリー、たい、ひらめ、ふぐ、諸々、上方は白身の地位が高い。(気がする)
ところ変われば品変わるで、西から東へ移動するといちいち細かな文化ギャップに驚く。
それでも住めば都、私は5年近く通って慣れてきた。
「お金の町・東京」は本当にそのとおり、幻想に払う金が一番高くつく街だわぁ、つまり田舎ものが多い。
関西はなんだかんだでそこそこな規模の地方都市が集まっているけれど、東京は東京のみが「大都市」だものね。
全国から集まった田舎ものが自己主張をするのだからより幻想は膨らむ、その幻想に金を払う人間も増える。
怪しげな商売で一発当てたかったら、東京でやるのが一番、という気がする。
はてなでは絶大な支持を得ている某トマト氏だが、彼の場合、東京に浮遊する幻想に小銭をつぎ込む人間目当てに記事を書き、
生活は地方でする非常に面白いことをしているので、この点でだけは彼は評価するべきではないか、
地方はそれほど生活費は安くない、というが、幻想に支払う小銭はあまりいらないという点で、生活が安く済む気はするわ。
とかく大都会は無駄金を徴収するように出来ている。細かな無駄金が結構な額になるのよね、、(涙)
それはともかく、わたしがいまだに東京で「ぎょぎょ」となるのは、この上なく身なりを整えたいい年の男がこの上なく下種な行為を平気でやってしまうところ。
身なりで紳士ぶる人間が日本で一番多い都市だと感心するわ。
不思議と私くらいのおばはんで身なりを取り繕ってる人間でそういう人はみたことがない。
これは、私がそういうことをやっちまう人間だから気にならないせいかしら、、(涙)なんて思ったけど、
私は「割り込み」はしないんだよ、隙を狙ってすっと割り込む身なりのいいおっさんを私は何度目撃したことか。
しかも、割り込まれたほうは文句を言わないんだわ。そういう相手を狙ってやってるわ、許せん!
私は一度ありえないやり方で割り込まれたことがあるので並んでいるところにすっと身なりのいい男がよって来ると緊張する、
「絶対、割り込ませへんで〜」オーラをマックスにまであげて迎え撃つ!
そういう小さい人間だから、割り込まれそうになるんだよ、と若干思わないでもないが、それでもいやなものはいや。
しばらく上京の予定はないので、まったりやってられるわぁ、うれしいわぁ、などと、お気楽おばはんは実はいまだに上京が苦手なのでした。終わり。