ネット雑記。

昨日、家事代行サービス業を運営する人間のよくまあ書けたなと思われる女性蔑視発言を読んで、家事代行利用者は男女どちらが多いのか、
考えつかなかったのか、不思議に思った。
女性が目にして不快に思う可能性は考えなかったのかな?
たぶん、「後半部分はほめてるじゃないか!よく読め、馬鹿」ってな感覚なんだろう。
最初に殴りつけてあとで慰撫する、と言うのはDV男の常套手段なのだよね、こういうところの家事代行サービスは受けたくないな。
これは書き手男性の家事に対する蔑視感があって、家事代行業に就く女性全員を馬鹿にしている、
その意識が家事を完璧に出来る人間をこの種の仕事から遠ざけている、と私は思っている。
ある程度以上の能力を持った人間は尊厳が保障されている職を選びたがるものだからね。
家事は時間さえあれば誰にでもできることだと思われているが、実のところ、そうでもない。
散らばった雑事のどれを先に片付けるかを決めることで、そのあとの段取りがぜんぜん違ってくる。
ある程度の能力がなければ家事だってまともには出来ないのが常識だけれどそれがまだまだ男性にはわかっていない。
この意識改革はいつ出来上がるのか、家事代行業者がこういうことを書くのではまだまだ先だろうなあ。
そういえば正月に一時期話題になっていた「ハウスワイフ2・0」を読んで面白かった。
この本は主に主婦の「ウエブ」利用による自己実現の話で、最近のはてなブログの動向を見る限りアメリカで起こったことは必ず日本でも起こる
いい例だと思った。最近のネットライターのほとんどが実は「ハウスワイフ」だからね。
この本の感想をいずれ思い出せる限り書き残しておこう。
家事の世界は深くて面白いので、私は家事代行やってみたいわ、でもネットで話題の人物の元では絶対働きたくないな。