ネット雑記。

「うちのこはわるくないぃいぃぃぃー!」と、かつていじめをやった首謀者の保護者の態度を思い出す。
ネットで「モンスターペアレント」事件の紹介本を読んで思い出したんだが、
何が何でも「悪くないぃ!」の態度はある意味、気がふれてるな、といまさら思う。
「もう関わりたくない」と心のそこから思ったな、実際、直接関わることはなかったが。
とは言うものの、いかに母親である私がひどいか、子供の成績がいいのは母親の私が死ぬほど勉強させてるせいだ、だから子供の性格はゆがんでいるだとか、
「ないこと」を始終言いふらされる香ばしい環境に2年ほどいて、普通の神経ならかなりやられただろうな、よかったわ、私が鋼鉄の神経の持ち主で。
でも子供は辛かっただろうといまさら思う、学校に通っていたのは子供だったからね。
私は途中で転校してもいいし、なんだったら休んでもいい、と言ったものの、
「負けたくない!」一心で娘は通い続け、そのときのことがあるからどんなときでもがんばれる、と以前いっていた。
耐えたあとに風向きが一気に変わるようなことがあったのでよかったけれど、異常なまでに相手だけが悪いと言い募れるその神経は、今も「狂ってる」と私は思う。
私は自分が正しいかどうか、自分の子供が絶対的に悪くないかどうか、常に疑わしいと思っている。
でも、どちら側にいるのか、それだけははっきり決まっている。それすらも、相手には許しがたいことだろうが。
私は狂った親も怖いが、それ以上にその狂気を利用して、組織を守ろうとする存在も怖いと感じることがあった。
組織が一点の曇りもなく「正しい」と支持させようとする有無を言わせない「力」、こういうのは本当に怖い。
ただ、そうしなければならない立場もわかるので、私はそこそこ「引き時」を誤らずにすんだと思う。
追い込むのではなく、借りを作っておく、「負け」を装っておく、も大事に思うのだよな、私も狂気に引きずられずにすむように。
ま、狂人を相手にするのは大変よ、、という思い出話を今頃。やっと思い出せるようになった、ということかも。