「ゲス不倫」議員・続報。

文春命名「ゲス不倫」議員は辞職をするようで妥当だな、と。
「私、ぜんぜん気にしてません!」をほのめかす妻の発言につい「こういう女はいやだね」とブコメでつぶやくと反発があったが
彼らは国民の代表で私生活も国民の規範となるべく振舞うのも血税が給料のお仕事の一部。
「出産中の妻の留守中に不倫する行為」はもう「妻が気にしてないならいいじゃん」的な「単なるご家庭の問題」ではない。
妻も公的立場の人間として、建前であっても「妻の出産中の不倫」は「許されざること」ときちんと表明すべきじゃないかな。
ましてや「男性の育休」取得制度化に向けてその代表者になろうかという国会議員が、こういうことをしでかすのは致命的。
そもそも、妻がこういうのを容認すると「働く女の夫は不倫してもぜんぜんオッケー」な流れに簡単になるしね。
今でも、妻が必死に働いているのに夫が「かまってもらえなくてさびしかったから」と浮気する話はよく聞く、
これは一見もっともらしいが、この手の夫は妻が働いていなくても浮気するからね、妻が仕事を辞めたら「俺が養ってる!」ともっと浮気するんだよ。
女がさくっと離婚が出来るようになってよかったとしみじみ思うな。
「フェミ」を名乗ったらお叱りを受けそうだが「ババア」は堂々と自称できる私は
女性が離婚できる権利、男性が育休を申請する意識を育ててくれたフェミニズムには心から感謝。
「働く妻、働く母」予備軍の娘を持つ私にとって、男性の育休取得は死活問題。
専業主婦母の私だが現在介護を抱える身の上で、将来、離れた土地の娘の産後の手伝いができるかどうか定かではない。
故に男性育児休暇は娘の夫にぜひとってもらいたい。産後で弱った妻の体をいたわって欲しいものよ。
しかし、娘の夫が娘が命をかけて出産している時期にこういうことをしでかしたら何をおいてもこの手で絞めあげてくれる。
私の賢い娘たちがその手の阿呆を夫に選ばないと思うが。
議員の話に戻して、辞職は本人にとってまた「リセット」とうまく立ち回った印象。
私は加藤紘一の姓まで変えた娘婿が離婚して再婚したことを知らなかったからね。
数年たてばこの騒ぎも忘れられて「禊は済んだ」とばかりにでてくるに一票。彼に入れないけど。
加藤紘一の娘と離婚したときは「彼女が忙しすぎてさびしかった」といってたそうだが、
少しでも長く妻といられないと我慢できない夫は専業主夫になることを薦めるわ。妻の都合のいい時間にいつでも会いにいけるしね。
それにしてもゲス不倫議員は今回の件以外でもお相手がいたようで、
よくまあ、そんな暇がある、育休とらなくてもその暇を育児に生かせば十分だったんじゃないか、と思う次第。
この人の場合、最近流行の「ポリアモリー」宣言でもしたほうがよかったかも。「ポリアモリーに権利を!」というほうが自然だな。
ところで女が自分の気に障る発言をするとすぐ「フェミババア」と叫ぶ阿呆がネットには多いようだが
その「フェミ」のおかげで能無し男が本質的には弱い女を叩く行為がある程度容認されている事実も認識して欲しいものだ。
朝のテレビの流れでは「不倫ぐらいで辞職なんてかわいそう」「世の中は不倫に厳しくなった」なんて声もちらほら。
こうやって「育休宣言をした国会議員が妻の出産中に女性と関係を持った」という事実がかすむ、ほんま、腹立つ。