雑談。

引越し業者の「ブラック」ぶりが槍玉に挙げられていて、あいにくその会社を使ったことはないものの、
引越し業者というのは人の家の内部に入ってこられる人たちなので、信用できる人間であって欲しいと心から思う。
転勤族だったので「引越し業者」とのお付き合いは長い、その上、娘たちも一人暮らしをさせているのでなあ、、(涙)
特に若い女の子が一人暮らしをしているとまるわかりされる場合、怪しげな人間が一人でも混じっていると気が気ではない、
故に、娘たちは出来る限りセキュリティーのしっかりしたところに住まわせるわけで、日本でも「安心」は「買う」のよね、
動かない人には知られていないことだろうが。
繁忙期に引越しを頼むと、「にわか」の人がやってきて、もたもた、なんてことはざら、
仕事の出来る人に加重がかかって、ほんの一瞬すれ違うだけの私が見ても、つぶれるんじゃないか、と心配される人もいたわ、
一触即発状態みたいになるのよね、疲れがたまるとどうしてもそうなる。
何度やったか忘れるくらい引越しを重ねて、私が出した結論は「引越しは大手業者で」「安い引越しはしない」である。
安すぎる引越し業者は無理に無理を重ねているので、ものの扱いが相当ぞんざい、引越し料金は赤字覚悟で、と、転勤族仲間に教わったわ。
ほかに「小さい子供がいるときは「お任せ」に限る!」とこれも本当に「真理」だわ、
引越しの前後は、荷造りしなくても何かと忙しい、そのストレスを多少軽減するためのお金は惜しむな、は生活の知恵よね、、
私は荷造り、荷解きは、もう2度としない、と「お任せ」を一度使ってから心からそう思った、いっそその方が全体に安く済むしね。
それはともかく「ブラック」を生む原因が利用者側にもあることをもっと考えないといけないと思う。
学生の娘が、現在、一部で「ブラック」と呼ばれる某塾産業でバイトをしていて、
「きついけど、やった分だけ、ここはちゃんと払うから」「やったのに払ってもらえないのがやはり「ブラック」だよね」
「きつい」は我慢できるけど「賃金が正当に支払われない」は我慢できないと、当たり前のことを言っていたわ。
払うから、ちゃんと払ってよ、現場の人に、と思う私はそれなりのコンプライアンス(?)が「嘘」でもある大手業者に頼むのだよね、
建前がきっちりあるところはそういう点を信用している。しかし、次々小さなところがむちゃくちゃなダンピングを労働力でやるのだよなあ、、
それを利用していいのかどうか、「ブラック」にさせるかどうか、は利用者側の心がけにもよる、と反省をこめて、メモ。