近況。

右向いて左向いたら、もう週末か。
実は、娘の一人が福岡に期間限定で暮すことになり、3月末4月はじめ、引越し手伝いに行っていた。
繁忙期の遠距離引越しは大変だったわ、、、(涙)
九州と言えば、ハウステンボスか、湯布院温泉しか踏み入れたことがなく、
ネットでは、特に「はてな」では「フェミニズム暗黒大陸」のように言われている気がするので、
娘が行くことになったと聞いたとき、どきどきしたものの、
娘曰く「一緒にいる人に九州出身者はほとんどいない」そうで、やってることは今までとさほど変わることがない、
人間関係も同じく、で、ほっとしたような、気が抜けたような、まあ、行ってる期間も短いので大きな実害はないかな。
役所手続きのときに渡されたのが「女性の一人暮らしのために」「レイプ被害多発!」の小冊子で、
「一人暮らしの女性は気をつけましょう」、「可愛いカーテンはかけるな」だの「洗濯物は隠して干せ」だの、
そんなことで女を物色している犯罪者なら、狙われたら、何をしていてももう無理だろうに、
こういうパンフレットをわざわざ渡すから、被害届を出す女性が少ないんじゃないか、
娘には今度会ったとき防犯ブザーを渡そう、と思ったのでした。
こんな内容のもの、都内で渡されたこと、あったかな?どうも、気に食わない。
とりあえず、娘のマンションに出入りするときは、
娘に何かあったとき、ただでは済まさない怖いおばはんがバックについていることを知らしめるように
でかい態度をとっていたのでした。
うちの娘に何かしたら、地獄の果てまで追いかけて、親類縁者からお前の未来のつながりまで焼き滅ぼすぞ、的な、
そういう怨念をあちらこちらに吹き付けておいたのでした。ぜんぜん知らないところだから、怖いわぁ。
とはいうものの、福岡で会う人、会う人、大変親切で、色々親身になって相談に乗ってくれたりして、結構みんな親切、
街自体は、私が今まで知ったどの政令都市より、最も東京に近い、
大都会に思えるのに、住んでいる人は地方人的おっとり感があって、
「2度泣きの福岡、札幌」と、東京から転勤させられたサラリーマンが行くときに遠くて泣き、
転勤が終わるときは帰るのが嫌だと泣き、なのがわかるような、食べるものはとりあえず、どこでもおいしかったざんす。
今回、行ったときの印象は、行く前に構えていたほど悪くなく、むしろかなり良い気がしたが、
なんとなく上下関係はびしっとうるさいところに感じられて、
と言うのが、娘の現在のポジションがわかると、ものすごく態度が変わる、
えぇえぇ、これはなんだ?なことが短期間に数度あった。「女の子のなのにすごい!」ってなあ。
何はともあれ、時々福岡に出没予定。
一方、院生になったお嬢は友達とごはんを食べているときに某体育会系部活の男の子に「1年生?」とナンパされ
「1年であることに間違いはない」と思って「そうだよ」と答え、
いたいけな、まだ未成年も混じるだろう年下の学生たちにちやほやされてただ飯を食い、
「もう学生証、もらってる?」と、院生と学部生とではもらえる期間が違っているところから、ごまかしがきかなくなり、
「ごめん、院1年生」と謝ったら、たいそう驚かれたものの「院からでもぜんぜん、オッケーっす!」と、
なんと性格の良い男の子たちであることよ、と聞いた母ちゃんが涙したのでした。
うちのお嬢は、見た目が相変わらず、ものすごく若い。これが良いのか、悪いのか、母ちゃんにはわからないざんす。
娘たちは二人とも元気ざんす、終わり。