お嬢が福岡住まいになった顛末だが、本人は「なんとなく」出してみたら、行くことになったと言う、
どうせなら関西に帰ってきてくれたら良いのに、と親は未練がましくぶつぶつ。
「イヤー、本当に行くようになるとは思ってなかったんだけどね」とは、何たることよ。
次はぜひとも関西に帰って欲しいものの、やはり東京か、ひょっとしたら海外になるかもしれない、
海外に行かれるくらいなら、まだ東京か、福岡のほうがましかぁ、なんて母ちゃんは思うのでした。
福岡は、「大いなる地方都市」と聞いて、確かにそんな感じだなあ。
せっかくなのであちらこちらに出没してみて、考えてみれば古い街だ、京都と変わりがない、
「東京」がなかった時代から、既に存在していた街じゃないか、色々しがらみもありそうな、
しかし、大陸が最も近い町なのか、アジア人率がかなり高い。
気の良い観光客ばかりではなく、明らかに何かやらかしそうな雰囲気満々の悪そうな連中がいたりして、
博多と天神の柄の悪い人間の多さはなかなか。私は悪い連中と育っているので、悪そうな人間はすぐわかる。
柄の悪い土地に生まれ育つと、こういう特殊技能が身につくなあ。
娘たちの標準装備が「悪い奴はすぐわかる」なので、これは世間をわたって行くのに必要な技能だわ。
もうちょっと警察官がいてもよさそうなのに、あまり見かけなかったな、私が行ったときだけか。
娘が「スイカ」とは別に九州ローカルのカードを作って、確かその名前が「はやかけん」だかなんだか、
九州ローカルは「何とか・明太」だとか「よかばい、何とか」だとか、
方言を使ったあれこれが多くて、いやはや、なんて思ったが、よく考えたら関西だって「いこか」だよな。
まあ、ところ変われば、品変わる、か。あまりに今まで九州に慣れがなかったので、何もかもが新鮮。
とか言いながら、そんなに再々行くわけでもないので、今度行くときはどこか観光地に行こう。マイダーリンとともに。
九州新幹線に乗ってみたいざんす。
そういえば、福岡空港は工事中で雑然として、やたらショップで明太子を売ってたざんす。
おいしいけどね、明太子。でもあれだけ推されると、飽きたざんす、終わり。
