昨日の「あまちゃん」が、、

あまりにも切なくて、、(涙)出戻る。
昨日、あまちゃんは事務所を首になって夜中に泣きながら「もう帰りたい、、」と母、はるこに電話をするんだけど、
キョンキョン母は、かつて、自分が母・ナツさんに言われたことを思い出して「ダメ」と突き放す。
その理由はもっともで、そういう「突き放し」も子育て・子離れには必要なんだろうとは思うものの、
私の場合、情けなく泣きながら娘が「帰りたい」と電話をかけてきたら「今すぐ帰ってらっしゃい!」と
取り乱して叫んでしまう。でもそうせずにはいられないのよ、特に夜中だと。
上の娘が東京に進学して2年あまり、そういうことはあったのよね、、
泣きながら「もう帰りたい、、」と若い娘に言われると、平常心とか、あるべき親としての姿、なんか吹き飛ぶわ、
で、「朝になったら帰ってきなさい、迎えに行くから」と私も涙ぐんでいうわけだけれど、
そうすると途端「でも明日は大学で休めない講義があるから、、」と煮え切らなくなる、
「大学なんか休んでもいいのよ」「でも、そうすると余計ついていけなくなるから、、」
「もういいじゃないの、ついていけなくても」「そういうわけにはいかない」と、なぜか急に声色が変わったり。
「じゃあ、週末に帰りなさい、そうしたらいいでしょ」「うん、、、」という感じで、電話を切ったあと、私はもんもんと眠れない、
ああ、やっぱり、地元を出すんじゃなかった、ちょっと勉強ができるからって東京に世間を知らないお嬢さんをひとりで行かせるんじゃなかった、
成績だけは昔からいいから今でも地元の国立大学の文系部にならすぐはいれるだろう、
そういえば先日どこそこのお嬢さんが阪大を辞めて地元大学に入り直していた、
今の時代、勉強だけをしてきた子には、特に女の子には、親元を離れるのは無理なのかも、などと
朝までまんじりともせず考え続けたり。
で、まあ、結論から先に書けば、上の娘は結局一度として長期休み以外に帰省してきたことはありません。
これだけ親を動揺させておきながら、週末になると「友達と約束した」とかで、
夜中に泣きながら「帰りたい、、」とか言ったのはどこに消えたやら。無駄に私がもんもんしただけで終わる。
やはり、ここは「ダメよ、頑張りなさい」というのがあるべき姿なのかねえ、、、などと、
あまちゃん」を一緒に見ていた下の子に言うと「別にどっちでもいいんじゃない?」
「じゃあ、あなたが来年どこかに行って、そういうことを言ったとき、ママが「帰っちゃダメ」と言ったら、どうする?」
「まだどこにも行ってないし」「仮定の答えは出しても無駄」「そもそも帰りたければ私はすぐ帰るし」
って、下の娘は超現実的なので、相手にならない。
でも本当はどうするべきなのかな、いい年をして未だにそれがわからないわ。
あまちゃん・母の春子さんは突き放してはみたものの、やはり、娘の様子を見に東京に帰らずにはいられない、
そうだよね、やっぱりそうだよね、行け!はるこ!!と、この過保護かもしれない部分に共感したのでした。
いやもう、あまちゃんなしの生活は考えられないほど、どっぷりはまっている。
同じ年頃の娘を扱っている世代としては、本当に切なくなるわぁ、、(涙、涙)