「クリスマスの思い出」、、

とはトールマン・カポーティだったか。調べればすぐにわかるネットに存在するというのに調べないこの体たらく。
今朝、テレビで子供たちのサンタさんへのお願いを見て、娘達が小さかった頃を思い出した。
下の娘がまだ幼稚園児だった頃、上の娘が「サンタさんに手紙を書かなきゃ」といったのに対して、ニヤニヤ笑いながら
「おねえちゃん、サンタクロースが本当にいるなんて信じてるのォー?」と、たまたま通りがかって聞いていた私も幼稚園児にしてこの心の黒さっぷりに驚いたが
上の娘はすっかりショックを受けて「ママー!」と半泣きでやってきたりして、しかし、下の娘と同じように心の黒い母は下の娘を叱ることもできず、
さて、上の娘に何といったものだったか。
かなり後になって、「サンタさんがパパ、ママっていつわかった?」の話を姉妹でしていて(確か中高生くらい)、そのとき下の娘が
「小学校3年生くらい」と言うので、「幼稚園のときじゃなかったの?」と聞くと
「えー、そんなことないよー、幼稚園のときはサンタさんは園バスの先生だと思ってたよー」と、
どうもあの時、下の娘は園バスの先生がサンタだとお姉ちゃんに教えようとしていたらしく、なのにお姉ちゃんがなぜかショックを受けていた、
言葉のつたない子だったので、ああいう言い方になったのかねえ、親の受け取り方も悪いねえ、などと反省したのでした。
で、最近聞いたクリスマスの話で印象に残ったのは下の子の友達(男)がおもちゃ屋でバイトをし始めて、
あんまり「妖怪ウォッチ」の問い合わせが多いので、妖怪を独自に全て調べ上げて覚えたという話。
おじいちゃん、おばあちゃんが、孫のために買いに来るのだけれどどの何を買うのか全く分からず、自分で見て覚えるしかない!と、
こういう点がさすが国立大学生、という気がするわ、おかげで「じじばば妖怪ウォッチ」担当になったとか。バイト先では重宝されているそう。
「仕事ができる!」ってこういうことだよな、同じ時給でも優秀な子はやはり頑張る。
「クリスマス前は大学を休んででも来て欲しい」とは言われたものの、流石にそれはしないところも、真面目な工学部生だなあ、と感心したのでした。
しかし、家庭教師とか塾講師のバイトが多い中、なぜ、おもちゃ屋を選んだのか、そこらへんも不思議なところ。
ふと、東大生でも家が貧乏でコンビニのバイトをしているうち、あまりに仕事ができるので、店長にさせられて学校に来なくなった話を思い出したりして。
国立大学の学生って、時々信じられないくらい貧乏な子がいるのよね、、(涙)でも、頭はいい。
こういう子達が報われる世の中になるようにおばはんがサンタさんにお願いしておこう。