いろいろ。

昨日放映された「最高の離婚」は面白かった、やはり瑛太くんは裏切らないって感じ。ただ5分おきにCMが入ったように思った。
なんにせよ、尾野真千子さんも「やっぱり」的なキャラクターで、私はいっそこの人の繊細な美女的演技が見てみたいんだけど、
どうも「東京」で「関西人」の役割は決まっているようで、難しいかな。
私の後ろでチラ見していたダーリンが「あっ、周防さんだ」「周防さん出ている!」と、お前は「周防さん」がそんなに好きなんかー!
ま、この人、無駄に色っぽいものね、朝ドラで妙な存在感だったのは、この人って「夜」の雰囲気が強いんだよね、
夜見るのに違和感のない人を朝から見たー!的衝撃があったのかも。
それにしても、うちのダーリンがあんまり好きなようなんで「ホモっけ」でもあるのか、と尋ねると
「そんなことはなーい!」と大否定。いやー、怪しい。
先日読んだ「じゃんぽーる西」の「パリが呼んでいる」で、彼のゲイの友人「パトちゃん」がかつて結婚して子供も孫もいる事実を知ったからなあ、
これは西さんの衝撃の告白以上にショックだったわ、結婚後「ゲイ」に目覚めたのかしらね。
もう今更ダーリンが「隠れゲイ」であろうが、特にどうということもないんですけど。(愛があるから。ほほ)
で、「周防さん」ファンのダーリンに指摘されてはじめて、尾野真千子さんと「カーネーション」で恋人同士だったことを思い出す、
「なぜ、抱き合わないのか」と、おっちゃん、うるさい。いずれ絡むのかもしれないが、まだそれはどうでもいい。
ドラマでは、瑛太くんが超ムカつく嫌な男を熱演していて、これ、瑛太くんがやるから許されるんであって、一般人がこうだと
そもそも「結婚」もできませんわ、早く捨てろや、こんな男、「子供嫌いだから欲しくない」なんていう男、いらないでしょ?
とか思っていたら、展開早く、1回目で「離婚届出してきた!」と、よっしゃあ!なんて思ったが、だいたい先は予測がつく気もしたりして、
2カップルのどちらかに子供ができてはっぴいえんどじゃないかしらね、今はそういう時代だから。
今朝、朝日新聞で「「夫は外、妻は家庭」支持増加ー識者に聞く」の記事を読んで、何故「若者が子供を欲しがるようになったから」の意見が出ないのか不思議に思った。
わかったような、わかってないような、不可思議な意見ばかりのようで、そもそも「結婚」自体ができるかどうかわからないモノになり、
また「結婚」とは「子供を作ること」と考える若者が多いからだと思う。
この考え方を「保守的」と「識者」が受け取るかどうか、
20年以上前、私が若者だった頃、「結婚して子供をほしがるなんて、、」とそういう考え方を「古い!」と決め付けて
せせら笑うような意見が世間を支配していて、実際「時代の最先端を行く俺たち、私たち」なカップルはなんだかんだ理由をつけて
子供を作らなかったものだ、それが「正し」かったんだよね。
そんな時代を経た親の子供たちが成人して、自分が子供を持つには「保守」と批判される考え方を支持せずにはいられないのは極めて現実的だと
私はこれを「保守化」と決め付けるのはどうかと思う。この件は自分の子供たちの話を聞いて感じたことをまた別の機会に。
「子供を作らない「新しい」結婚の形」なんてものに意味を見出さない世代が生まれたことは多分「淘汰」だと思うんだわ。
それにしても、私が若かりし頃、「不倫」が「新しい愛の形、、」みたいに妙に賞賛されたりして、あれは今時どうなの?って感じ、
私は未だに簡単に寝取られる男ならいらないわ、と思うわ、こちらが寝取る側であっても。思えばおかしな時代に青春期を送ったわ。
かつて、古臭かったほうがかえって新しくなる時代が来るとは。
そしてそれを読み取る側が相変わらず、かつての価値観にとらわれてしかものが見えないのを確認するとは。
ところで、明日から忙しいので3連休はお休み。