さて。

ゆるゆる「シャーロック」の感想でも書こうかな。
と言って、買ってもらったブルーレイをまだ見直していない、モードを間違えて二カ国語で取れていない「ベルグレイヴィアの醜聞」をやっと見られたくらい。(涙)
しかも、うちの再生機はブルーレイ専用機じゃないせいか、NHKBSプレミアムで録ったほうが綺麗に見える(気がする)。
「バスカヴィル家の犬」も英語ではまだ聞いていないので、いやはや。で、うろ覚えでの感想メモ。
シーズン1と2を通して一番面白かったのがシーズン2のトップを飾った「ベルグレイヴィアの醜聞」、これが最高傑作のような。
でもシリーズの全体の出来はシーズン1のほうがいいような気がする、シャーロックの造形が私ごのみ。2では、シャーロックがちょっとぽっちゃりさんになってて残念。
ベネディクトくんが次のお仕事で体重を増量しなければいけなかったのだもの、「仕方がないよな」。(吹き替え版・マイクロフト風)
初めに吹き替え版で見ているので、私は吹き替えに抵抗がない、というか、吹き替え訳の出来の良さに舌を巻く。
ベルグレイヴィア」の「know when you are beaten」を「潔く負けを認めなさい」と言うのはすごいな、
字幕訳は「打ち負かされたら抗うな」で、これも悪くはないけれど、「声」にした時、迫力が違う気がする、
この言葉の高慢さ、そのなかのからかいを含む甘い誘惑、英語を日本語に訳すのって本当に難しい、
ましてや作品の表現するものを日本人にも受け取りやすく読み変えるのは。
英語の硬質さを柔らかな日本語に直すのは大変だろうなあ、いい仕事していますな、NHK、などと。下請けに任せてあるのかもしれませんが。
ちなみに、シャーロックの声優さんの声が、ベネディクトくん本人の声に比べて高すぎる、の意見が先に英語で聞かれた方にはありますが、
私は英語を話すに適した低いエレガントなベネディクトくんの声も好きですが、あの低さで日本語を話すと、どこか滑稽味が出る気がして、
少々高さがあったほうが、日本語では合ってるな、と思いました。
英語で話すと「sexy」な声が、日本語では「せくすぃー(部長)」になってしまう恐れあり!(な気がする)
それはともかく、英語で聞くとシャーロックのセリフは半分もわからない、
これは私の聞き取り能力が劣化したせいか、と嘆きかけたが、ワトソンのセリフはほぼ完全にわかる。
ぶりっこしたモリアーティじゃないけど「ワトソン先生、あなたはいい人だ!」と言ってしまうわ、本当にいい人、わかるように話してくれるって大事。(しみじみ)
で、シャーロックのセリフはネイティブの人でも聞き取りにくいらしいとネットで知ってちょっとほっとした。
ベネディクトくんの低い声が耳に合わないのか、と思ったけど、ネットで普通に話しているのを聞くとちゃんと聞き取れたので
「演技」でああいう話し方なんだとわかった。ネットって素晴らしい。
ダラダラ長くなったので、またあした以降。明日もまた忙しい。