はて。

検索記録に何故か「google UK」がある。「グーグル・英国」ってことか?
「ディケンジアン」効果ですかねえ、、ごめん、いまいちでした、とひっそり。
さすがBBC製作、細部にこだわってヴィクトリアンの再現ぶりは見事だ。でもミステリ部分がなあ、、私には拍子抜けだった。
先日、ミステリチャンネルが宣伝しまくった「ペニー・ドレッドフル」を見て、英国近代文学のお勉強をしなおさないと、と思ったが
「ディケンジアン」もその流れか。「シャーロック」の全世界ヒットから、こういう古典を掘り返す作業が英国では流行っているのか。
私は1980年代に放映されて大反響だったル・カレ原作のテレビドラマ「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」が見たいわ。
出来のいいドラマだったらしい。
この原作は数年前に映画化されて、邦題「裏切りのサーカス」でバッチ君がピーター・ギラムをやってるのを見たがテレビドラマの影響がそこここにあったようだ。
元ネタを知らないと、きついよ、私は原作を読んでたから、面白かったが、ってな、英国はこういうベース部分が必要な作品を連発して何がやりたいのか。
「ペニー・ドレッドフル」はそのタイトル通り、それはそれは三文芝居なグロいメロドラマで映像がいちいちお耽美なのに感心したが
ものすごく面白いかといえばそうでもなく、「シャーロック」もシーズンを重ねる度、お金をかけた映像となってはいるものの、ドラマの出来はいまいちなので、
お金をかけたからいいものが出来るとは限らないの典型か。
ミステリチャンネルでは意外にロシア制作のドラマの出来がよくて、英語圏以外のミステリドラマをもっと見たいものよ、と思っている。
北欧ものは面白かったわ。そのうち中国も力技ですごいテレビドラマをつくるかしら、生きている間に見られるかしら、なんて思うのでした。
インド映画は今どうなってるのかな?
テレビドラマの出来は、その国の文化の成熟がはかられるものだと思っていたが、成熟が爛熟になるのかな、と思わせる「ディケンジアン」、
今日でシーズン1の最終回、どんなおちになるのやら。
私も「google UK」つかって、現地の感想を拾うかな。