雑記。

ばたばたしている間で一番印象に残ったニュースは原監督の1億円話。
元交際相手の日記をその値段で買い取ったと聞いたとき、「どのような変態行為を、、」とつい思ってしまったわたしは汚れている。(涙)
ネットで、まだ結婚して間もなかったことを考慮しているところを読んで、なるほど、そういう考え方も出来るか、とおのれの発想を反省した。
それにしても、払いすぎ、と言おうか、どこからそんなお金が妻に見つからずにポンと出せるのか、なんにしても巨人っていやね、と思ったのでした。
「反社会勢力とは思っていなかった」とはここ10年以内で聞いたもっとも白々しいお話だったわ、、、
週末、外に出て待つ時間があったので初めて「婦人公論」を買って、なんとも特殊な層にだけ向けた雑誌だな、と感心した。
読みたかった記事は「光市母子殺人事件」の被害者のお母様の手記で、夫以外の方のご意見をわたしは初めて見た気がする。
内容は淡々と、その被害のむごさと無念さを綴るもので、正直に言えば「深い」と感じさせる文章上の技術的トリックは何もない、
それだけにより事件は衝撃であっただろうと思われた。ごく普通の母親が娘とその孫を無惨にも奪われた話なのだよね。
この事件に関する限り、ご遺族にはあまりにもひどいと思われるさまざまな意見が出されてそれをどう遺族は受けとめたのか、
なんにしろ被害者の夫の方は相当頑張ったのだと、手記にも綴られていたし、わたしもそう思う。
「法的な正しさ」という猛烈な逆風の中、どれほどの負担を事件は遺族に強いるか、それを伝えられたのは被害者の夫の方だけだという言葉は正しい。
加害者少年の弁護団への言いようのない腹立たしさにもふれられて、それも当然だろう、遺族にとっては「法的に正しい」などの「正義」はなんの意味もない。
ネットでは崇高なものとして取り上げられる「法的には正しい」だが、それはいったい何なのか、少しわかった気がする。
たぶん、理想的なナルシシズムだ。
雑誌はほかに扇情的なタイトルの記事がさまざまあったが、読みたかった記事の内容だけにしか、私は読む価値を見いだせなかった。
ほかの記事に関しては、また後日にメモ。