なんだかな、、

ホットエントリでも、巡回先でも見かけた「年をとると妊娠はしにくくなります」の話題、
ブクマはしなかったがこれを「常識」として知らない人がいるらしいのに、あらためて愕然。
産婦人科の先生の奥様がお嘆きになるのはあながち大げさではないのだなあ、、
「正直に言って、1年、避妊をしないで子どもが出来なかったら「不妊」を疑ってもいいのよ!」と、
20代のうちに治療を受けるのはそれほど「非常識」なことではないらしいのだよね、
昔なら「30歳」で不妊治療に来るようじゃ「遅い!」と平気で言われたとのことだし、20代のカップルが「焦る」ことを否定的にとらなくてもいいんじゃないか、
と、実は20代で「二人目不妊」の相談に産婦人科に行ってた私が言いますよ。
「計画どおりに物事が進まないのがイヤ」と言うのではなく、私は自分の肉体の健全さをちっとも信用してなかったんだよな、
子どものころから「頑健」とはほど遠い体だったので、若いうちじゃないとたぶん「産めない」と思ってた、それは正しかったと思うわ、
30代で妊娠の徴候はさっぱりなかったもの、「妊娠しにくい体だね」と、20代で診断されてしまったわ、、(涙)
「一人でもちゃんとできてよかったね」なんて、それ、慰めになってないし。ま、とりあえず、二人産めてよかった。
たぶん、当時も今も、「20代の妊娠、出産」ってあまり肯定的に受けとめられない、「なんでそんなに「焦る」の?」と、
「若いうちだけしかできないのは、子どもを作ること」と20代から思うのって、「間違い」的感覚を持つ人っているのよね、
「まずは「自己実現」が先でしょう?」って、「自己実現」なんて子ども産んでからでも出来るんじゃないの?と思う程度に私は若かったわけだけど。
どうも社会的に立場が「それなり」の人たちは20代前半で出産することに妙に否定的というか、「もったいない」とか、私はそういうことは全然思わないんだよね、
黒木メイサ木村カエラも「若いうちに、産め産め」って思う。
なんで、20代前半ぐらいで子供を持つことを否定的に受け取るんだろうな、
卵子は衰えない!」幻想って、そういう抑圧的な雰囲気の中で育まれたものなんじゃないか、そして「若い母親はまともな育児も出来ない」の抑圧にもつながっていく。
産みたいときに産めないのって、どうよ?
誰もがみんな「神田うの」や「梨花」みたいに30半ば過ぎても「健康に産む」が出来るわけじゃない、20代で「焦る」ことは、決して「不健全」ではないはずなんだけど。
ところで、知り合いで40過ぎて出産した人が「若いから知らなくても許されることはあるのよね、「育児」でも」
「「母親」をやり始めたのは、子どもの年齢と同じ、「育児もちゃんと出来るはず」は幻想」と、
高齢出産を嘆いて、20代で生み終えた私をあんまりうらやましがるので、「落ち着いて育児が出来ていいじゃない」と言ったとき、そう言い返された。
「若いうちに生みたかった」と、いろんな事情で出産が遅れた知り合いの心からの声、強がるよりはそう言える彼女が私は好き。
いつ産んでも、子どもは常に素晴らしいのにね、、、