メモ。

胃カメラ終わる。金曜日は腸カメラ、「大腸内視鏡検査」と言うらしい、これが「本命」検査とのこと。
白血球内のとある数値が普通の数十倍という、あまり洒落にならない結果で、
ネットでそれ関係をひくと、笑い話には出来ないような病名が出てきて、とほほ。トホホ、としか言いようがない。
身内は軽めの病気から検査で消していくようでそのうち「ビンゴ!」になるんだろう。
ここ数年、親につき合っていろいろな病院に行って、行くたびに私は病院では死にたくない、と思う。
新しい病院ほど、病院とは思えないほど明るく、まるで「ホテル」のような作りになっているんだけれど、それでもやはり冷え冷えとして哀しくなる。
病院内のインテリアだとか、病院そのものの建て方とか、もっとも「動線」というものを意識して作られているんだろうと、
そういう「工夫」が新しい病院には見られて、でも古い病院でも思いがけず最新式の機器を入れていたりして、侮れない。古い病院は「暗い」んだけどね。
体のだるさを、ずっといよいよ私も「更年期」か、「不定愁訴」か、と考えていたのだけれど、ちゃんと(?)病気だったらしい。
いろいろ忙しくて自分のことが後回しになっていた。病名がはっきりして元気になったら、もっと自分の体を大切にしよう。
もう少し、出来るだけ長く、この体を使いたいのよ、私は自分の「孫」に会いたいからね。
そういうごく素朴なありふれた人間の願いを近年、どれほど嘲りの対象にしてきたことか。
人間の営みを続けようとする努力をないがしろにしてきたのが、「便利さ」の「成果」という気がする。それで、みんな「幸せ」になったのかな?
「幸せ」になったのなら、何も言うことはない。
ただ、世間の幸せと私の幸せは一致しないと、よく思う。一致しないからこそ、私は幸せなのかもしれない。