近況

上の子は旅立ち、下の子も「女子高校生」に変身して、母は放心状態。
上の子との別れは哀しかったなあ、
下宿から去るときは「じゃあ、またね」とあっさりしていたんだが
家に帰って、娘が脱ぎ捨てていった愛用のスリッパを見た瞬間、どうしようもなくなって号泣した。
もっと、もっと、そばに置きたかったなあ、もっと出来たことがあったんじゃないか、とか、
十分、やったじゃないか、と客観的にみる私がいるのに、
それでもあれも足りない、これも足りない、と、私は永遠に欠落を抱えていく、性格なんだろうなあ。
なんにしても、引っ越しは本当にたいへんだった、
東北の被害ニュースのほうが多いように思われるが、茨城や埼玉の被害も大きかったようで、
新しい家具やその他もろもろ、「埼玉の物流センターが機能しなくて」とか「茨城の集荷センターが壊滅状態で」
と、配送を断られたり、「いつになるかわからない」といわれたり、
「生活できへんやんか!」ときれそうになった。ネットが開通したのも、ごく最近よ、トホホ。
たいへんありがたい知り合いが「今の時期の東京に子どもを進学させるなんて信じられない」
原発はこれからどんどんひどくなるから」などと、それでも大学に行く子どもの前で
じつにしったかぶりな話をとくとくと聞かせてくれて、私は久々に現実世界で他人にキレましたわ、ほほほ。
なんで、不安でいっぱいの子どもの前で脅すようなことを言いたがるかな、
そうでなくても、初めて一人で暮らすってのは、相当なストレスだというのに。
ま、「親切で言ってやってる!」ってな知り合いは、「何もわかってない!」とバカ母にお怒りでしたけどね。
何もわかってないのは、子どものいないあなた方なんですわ、
なんで、最近、この人たちはあれこれ、私と子どもたちに、かかわりたがるんだろうなあ、
身内いわく、「急に子どもがうらやましくなり始めたんだろうね」と、「そういうお年頃」なんだそう。
いびつなお年頃だよなあ、、、、ぶつぶつ。
これから東京は、日本は、変わっていくのは必然で、そういう時代に生まれて、親の私が過ごした青春時代以上の苦労をするだろうが
それでも生まれてきたこと、生きていることを感謝して、わたしたち世代以上に多くを学び多くを得ると
その能力を確実に持つ子どもたちを、誇らしく思う。
今、生まれてきて、生きている子どもたちはみんな、すごいわ。
生きるとはスゴイと思う。
出来る限り、ネットに復帰したいのだけれど、諸事情があり、たぶん週1ぐらいで書けるかな、程度で。
頑張って、読書日記を書くざんす。