「けだもの」界隈にて、雑記。

「けだもの」関連で素晴らしいエントリを読む。
「正しい性欲って何?」なんて書いているブコメも見かけたが、
「性欲は誰にでもある、でもそれを正しくコントロールできるのが人間である」とまで説明しないとわからないものかな。
ま、「けだもの」に人間の言葉はわからない、と言いたいところだが、ここまで察しが悪いと「けだもの」に申し訳なくなるな。
「男であるからわぁー、けだものであるのはー、当然の権利であぁるぅー」と言われてもなあ。
たいていの女性は「獣姦」の趣味はないんで、「けだもの」とつがおうという気にはなれないわな。
「人間を襲うな!」がそんなに「どうぶつ」の権利を奪うものか、いやはや。
英国のマリー・クワント女史がミニスカートを作成したのは「税金対策」だった、との話を読んで、
英国でも幼女に丈の短いスカートをはかせていたのか、とそこが興味深かった。
そもそも幼女に何故丈の短いスカートをはかせるか、と言えば、やはり長いスカートは「活動できてはない」が一番だろう、
長いスカートは脚にまとわりついてうっとうしいのよね。
子どものロングスカートは、よほどしゃれっ気のある女の子でもない限り、普通は嫌がるのよ、
で、夏は「ホットパンツ」、冬は「ジーパン」となって小学生時代、鉄棒などに興じる、
でも中学生になったらいきなり「毎日スカート」だものなあ。これに違和感を覚える子どもは結構多い、
小学生時代、ずっと鉄棒にぶら下がり、「ジャングルジムの女王」として男子の尊敬を一手に集めていた下の子は
中学になって「休み時間中に鉄棒が出来ない!」と嘆いていた。
結局「スカート」って何?と思うんだよね、
「男を誘惑するものでしょ?」ってな「深層心理では女はみんなそう思ってる!」と「ジェンダー論風味」をまぶされて書かれると、
もう「無敵」過ぎて反論できないが、本当に「ミニスカート」は男を誘惑するため「だけ」に女の子がはくものかな?
小さな女の子がはいている、いや、はかされている「ミニスカート」は、すべて「男の子」を引きつけるためのものか。
昔の中国の「纏足」みたいな「親心」ってやつ?えー、私は売ってるから、買って着せてただけなんですけどー。
「ブルーマー」だって、あれは確かブルーマー女史が、当時コルセットで体を締め付けられて気を失う、
まともに出産が出来ない女性が増えた、など、女子学生に運動をさせやすい活動的なスタイル、と言うことで考案されたと聞く。
ただ、それは当時の女性の「下着」と同型であったがために猛反発された、てな、歴史があるはず。
でも結局は多くの女子校で採用されるスタイルとなったんだし、
「女性が多く使用する」ことや、元が下着スタイルであることで、男性の「劣情」を刺激するものと、あとで認定されたようだが
「卵が先か、鶏が先か」よりは、女性のファッションは男性による女性の拘禁を打ち破る「スタイル」であった、が正論として通るんじゃなかろうか。
「それでも、やはり心の底では男の気をひきたいんでしょ」とジェンダー論者に言われたら、「あなたはそうなんでしょうな」と私は言い返すが。
服飾史では、男女を問わず、下着が上着となっていく、身分の低いものの服が高いところへと登っていく、等々、階層の歴史とも関係があるはずで、
そもそも「男の気をひくため「だけ」に女は装う」なんて発想そのものがものすごい女性蔑視なんだよな。
しかし、元々丈の長かったブルマーが、なんでああも露骨に「パンツ」型になってしまったのか、その辺が私には不思議。
日本女子バレーが関係する、と聞いたけど、未確認。
私は小中高とあのイヤな「ブルマ」が制服だったが、今は完全撤廃されている。
娘たちに「ママが子供の頃にはこんなのが制服だった」というと笑って信じてもらえないのが最近の不満。
(追記:ブルーマー女史はアメリカの女性だった)