色々。

ネットですごい話題を見つける。
「保育園か?家庭で育児か?」と、これは永遠に出される質問なのかなあ、
そういえば、ついこの間、26歳のお嬢さん奥様に「やはり、家庭で子どもを育てた方が理想的ですよね」と確認された。
いや、子どもが出来てからよく考えてください、としかいいようがないんだけど、(まだ、妊娠の予定も無し)
考えすぎて子供が作れない人っているなあ、とあらためて。相談されて、どういって欲しいのか考え込むことがある。「専業主婦」だし。
「専業主婦」の私にそれを聞くと言うことは、「仕事を辞めて子育てに専念した方がいいわよ」と言って欲しいのかもしれないし、
あるいは「仕事は辞めない方がいいわよ」と後悔の言葉を聞きたいのかもしれないし、さて、どっちか。
1年ほど前、大学で勤務医をしている30代半ばの従妹が執拗に「子育てはやはり専業主婦じゃないと完全には出来ないよね」と聞いてきて、弱った。
雑談を続けていると、どうも研究活動に煮詰まっているらしく、ちょうど上の子が小学生になる間際で不安いっぱいだったよう、
1年たった現在、まだ大学で勤務しているものの、近々やめる予定だ。「子育てにもっと時間を割きたい」らしい。
従妹によると、「同じように研究活動をしていても、夫と自分とではやはり子どもに対する思い入れが違う、夫は子どもを可愛がってくれるけれど、
自分が研究に没頭すると全く子どもなんて目に入らなくなる、私にはそれが出来ない」
それから「研究者として、彼の方が能力が上、それに張り合うのにもう疲れた」と、聞いていて切なかった。
「理想の子育て」をそれぞれに抱えていて、それを実践するためにどうするのがいちばんよいのか、女性は皆「仕事との両立」の難しさにぶつかる。
私の場合、配偶者が仕事で転勤することになった、子どもは両親揃った状態で育てたい、
となると、配偶者ほど経済力がない私が仕事を辞める、の選択肢が一番、妥当だったので、「専業主婦」。
配偶者が動く仕事じゃなく、地元にいたとしたら、ずっと働いていたかもしれない。まあ、どうかわからないけど。
その場、その場で判断して、仕事を続けるにせよ、専業主婦になるにせよ、後悔をしないように自分が努力するしかないんだけど、難しいよなあ。
「家庭」で見るにせよ、「保育園」を選ぶにせよ、どちら側にも様々な「壁」があるし。
育児の「完成品」というのがどのような状態を言うのか私にはわからなかったので、このQ&Aはピンと来なかった。
「有名校」に子どもをすんなり入れる、がとりあえずの「目的」ならば、それがかなえば「成功」かもしれないな。
ミッション系の中高一貫有名私立校に子どもを入れた身内が、「母親が専業主婦であることが前提の学校だった」と驚いていた。
「それが「当然」と考える学校があるのよ」と、そういう学校に通わせるつもりならば、あのQ&Aが役に立つのかな。
高2、中2の子どもたちを見ていると3歳児の頃どうだったから、こうなった、なんて根拠の「かけら」もないな。
「そんなことあったっけ」と冷たいもんさ。少しは「苦労」した頃のことを覚えていてちょうだいよう、、、(涙)
仕事と育児の両立について、また本田由紀さんの本を借りてくる。感想は後日。