東京見物記。(その2)

旅行記を書こうと思うのに、目先のことばかりを書きたい私、、、
ダーリン、ビール飲み過ぎ!缶を捨てても駄目です、ゴミを捨てるときにわかるのです!!と、家事、雑事いろいろ。
そういえば「どん兵衛イースト」の汁が黒くて驚いた。薄口醤油文化じゃないんだなあ。
さて、引き続き、東京見物記。
今回、親戚の家にはお世話にならず、ホテルで滞在した。そこで驚いたのは、「場所」のせいか、滞在者で日本人を一人も見かけなかったこと、
たまにアジア人がいると中国人、日本周遊をしているらしく、時々「箱根」や「札幌」が中国語に混じる。
利用したフロアでは、うち以外、ドアにかけられる新聞が全て「フィナンシャルタイム」だった。
朝食のビュッフェでも、日本語を話すのは私とスタッフだけ、私たちは「マレ」なる「純国産品」だからか、スタッフが親切だった気がした。
なんでこんなに日本人がいないのか、身内曰く「大不況だから」って、つか、日本人が泊まるようなホテルじゃなかったってことかも。
いかなかったけどミシュランに乗る店が入ってるホテルだったんだなあ、しかも、勧めたのはその身内だったんだけど。
国内旅行で、海外気分、海外に行ってもホテルによっては「日本?」な所もあるし。
そういえば、国会議事堂見学で私が申し込んだ後に申し込んでいたインド系(っぽい)ビジネスマンがかなりしつこく窓口の人に詮索されていた。
テロが不安と言っても国際親善にはなってないよなあ、、出張中らしい男性一人も結構いた、時間が空いたから見に来たんだろう。
他はほとんどがうちのような地方から来た子連れ。
国会議事堂に行くときは国会議員のつてを利用した方がいいとは聞いていたけど、たしかに扱いが違っていて、悔しい。
写真を撮らせてもらえない、行ってはいけないところ、多々。
今度は国会議員のつてを使う!と、また行くつもりなのか、私。面白いところだったわ、もっと内部を見てみたい。
古い建物なのにお金をかけてきれいに手入れがされている。費用をかけて補修をすれば古い建物も快適に使えるんじゃないかな。
その後、東大本郷キャンパスで、同じような古い建物を見たが、手入れがされていないので、ボロボロ、京大も同じく汚いんだよな、
日本が学術事業にカネをかけたがらない、ってしみじみよくわかる、
同じようにカネをかけて手入れをすれば、東大も、もちろん京大もきれいな建物になるだろうに、
東大にも京大にも、新しい建築物もあるけどねえ、、、バランスがとれていないよ、これでいいのか、
もうちょっと次世代をになう若者を育てる環境を整えてやっても罰は当たらないよな。
勉強をする人間に環境は必要ない、みたいな考え方を日本はするんだよな、そのくせ個人の家庭には子供の環境を整えろ、とうるさい。
そんなんだから、ノーベル賞クラスがどんどん海外に行ってしまうんだよ、個人の努力にばかり頼るのはもう駄目だ、
年寄りの多い国会議事堂は快適に整え、若者の多い大学の環境は放置、ってことかな、
いつまで、「二宮金次郎」精神を信じてるんだか、ぶつぶつ、、、
去年、ボストンを見てきた上の子が「日本の大学は汚いなあ」と、ま、教育制度の成り立ちがそもそも違うわね。
最近、東京在住者がみんな私に、子供を地元以外に出すのなら、東京にしろ、と言う。
学生時代から「東京」になれておけばいろいろ「楽」だ、「どのみち、もう「職」は東京にしかないよ」と、関西勤務希望だったのに、
ことごとく東京に送り込まれた人たちが遠い目をする。
で、私の「東京嫌い」を継承しそうな二人を連れてやって来たわけで、しかし、上の子は「大学の中が坂道だらけ」と、
「京大の方が平地だから学校として、上」と、あんたにとっては偏差値よりも「坂道」が「壁」なのか、
百万遍だってなだらかな坂だよ、吉田山もあるよ、まあ、いいや、子供の進学がどうなるかなんて、親にはわからん。
ところで、東京が「平野」と言うのは、無理がないか?と言うくらい上がったり下がったり。
江戸300年の間に山を削りまくったんじゃないか、地名も、道玄坂、だの乃木坂だの、渋谷、代官山、って、山や谷じゃん!
表参道の緩やかに下がって、上がって、を見て、何とも空しい気分になったのは、何故?
六本木も表参道も「ヒルズ」、「丘」やんけ、東京は平野ではありません、が結論。
東京見物記、飽きてきたものの、多分明日も続く。