「涙」の読書日記。

私には数冊の本を同時進行で読む悪癖があって、現在、5冊抱えているんだが、なんでこういう読み方をするかというと、
「はずれ」本の悔しさを緩和するためで、「こんな本、もう読んでられっか、ちきしょー!」が出来ないのよね、
貧乏性だからなんでもとりあえず最後まで読む。
で、あまりのしょーもなさに頭の中が真っ白になることもあったりして、
今読んでる一冊、「名画の言い分」は書いたはげ男を絞め殺してやろうか、と思うほど「くだらん!」
どんな本でも読み通す根気だけはいい私が、初めて投げてしまいそうだよ、
ああっ、でもこんな本で「初めて」の記録なんか作りたくない!!だからいやでも読むのよ、しくしくしく、、、
かなり以前にダーリンが「魔が差した」と、このハードカバーを買ってきて、ラジオかなにかでこの人が話しているのを聞いて
あまりの「怪しさ」に読んでみたくなったそうで、ダーリン、「2400円」を集英社というどぶに放り捨ててますよ、
大体、本の表紙にでかでかと自分の写真を載せるバカの書くものに「まとも」なものがあるわけないじゃないですか、
夫婦で金と時間の無駄してるのが悔しーい、きいぃいぃぃいー、、、
西洋美術史家、木村泰司」って、結局、何者なんですか、読んでて私には「アホ」にしか見えません。
内容についてはもう取り上げる気力もない、一言で片付ければ「志が低いっっ」!!
「美」をこうまで味気なく書けるのも、ある意味「才能」か、
歴史で追う美術鑑賞法を、思いっきり生暖かい目で見守って、中学生くらいにはいいのかも、と考えたが、
私は中学生時代に高階秀爾さんを愛読してたわ、中学生でもこんな本は許されんよ、全く。
何がなんでも最後まで読むでしょうが、私の編み出した「チャンポンでアホ本大打撃を和らげよう」方法を打ち破る、
恐るべし、「木村泰司!」、心の中で奴を「縛り首」にする。
比べるのも申し訳ないが、一緒に読んでる池内了さんの「疑似科学入門」には心癒されるわあ。
私にはこの方の文章が「音楽」を聞かされているかのように心地よい。
上の娘が今、Z会一押しの「偽善エコロジー」を借りようとして学校の図書館では幻冬舎新書を入れてないのでかわりにと
借りてきたのを読んでるんだが、幻冬舎の本よりいいんじゃないかな。
昨日も書いたけど、Z会のテキストやおすすめ本の選び方はネット右翼基準でいえば「左巻き」じゃないかとかねがね思う。
でも、「まとも」に「論理」が学べるような本は「右巻き」の本にないんだろう。
中国のロケットニュースを「捏造だ!」なんて騒いでいるバカどもが読めるような本をZ会が薦めるはずもないな。
人生は短いのでまともな本を読みましょう、、(って、やっぱりアホ本を読むんだなあ。)