長い、長い「観察記録」、おしまい。

ブックマークで「かんわきゅうだい」の使い方が間違ってます、と指摘される。
愛するダーリンが、同じ指摘してくれて以来「かんわきゅうだい」と忘れていないとき以外は(わはは)ひらがなで書いてます。
「かんわ」は「緩和」のつもり、と腐ったタマネギを眺めるように生暖かい目で見てやってください。
ひらがなで書く「脱力」もわかってもらえないもんだな、とがっかりしました。
では「閑話休題」。
子供に勉強を「させる」方法論というのを、私は本で読んだことがない。
そういうものが必要だと思ったことがないので先日広告で見た「和田秀樹」も「初めて見た」の印象を持った。
でも何となく、Z会でもこの人が出てきたような気もするな。
私は自分が興味を持ったことを書いた人でさえなかなか名前が憶えられないので、
何度本を取り上げられていたとしても全く記憶にない。あんまりむかつくようなことを書いてあったら絶対に忘れないのに。
私がむかついているのは、とあるブログでのいい加減な「方法論」を書く人間と
それを実行できるように思いこんでいるコメント欄の「父親達」で、
私はこれを読み始めたとき(本当はわかりやすくいやみな反中、嫌韓だったんで読み始めた)
何故腹が立つのか、「父親」だからじゃないか、と自分を疑いもした。
父親が教育に口を出すな、と反発しているのではないか、これはジェンダー的に問題ではないか、と考えてもみたが
やはり違う、「父親」であること、の役割を彼らはほとんど認識できていないことに引っかかりがあるとわかった。
それこそ「間違ったジェンダーフリー論が、」ともいえる(もちろん、ここの彼らは「ジェンダーフリー」に反対している)
彼らの「曖昧」、「父親には父親の役目」というのを誇らかに日頃は掲げながら、妙に細かな「方法論」にうち興じる、
「子育てはおおらかに」という言葉が大好きなのに、やってることはまるで「女性的」、
「シュミレーション」と呼ぶ(何回も書くが「シミュレーション」とちがうんかー!)「緻密」を装い、
それが本当に「緻密」であればいいが、実は「雑」、安易にあちらこちらの方法論をを継ぎはぎして
(ネットで私が検索して調べた限り、「参考にした」というところとは微妙に趣旨が違う)
「もっとわかりやすくした」と書く、その傲慢、現実に子供に中学を課程終わらせた私にはどれだけこれが「穴」だらけであるか
はっきりとわかる、ここを読むなら、何でもいい、和田秀樹でもいい、もっとまともな方法論の本を読めー!
と、まあ心の叫びを書いて、だいぶんすっきりしてきた。要は、あるブログが気に入らないってことで、
しかも子供の「教育」を知ったかぶりでいじるのが気に入らないってことで、これを書いている人間は「小梨」らしいんで、
子供を持つ「実感」がほとんどないのも仕方がないのだろう、それにしてもコメント欄にいる父親達の子供の記述も
「実感」がない、これは「やらせ」ブログじゃないか、と言う気もしてきた、コメント欄の編集もよくしているし。
「教育方法論」というのが一種の「ブーム」だからやってるのだろう。
「反中、嫌韓」も多分「ブーム」だった、それをすることで「一体感」をえることが出来る、誰と、とはわからないけれど。
子供の教育さえ、世間の「はやり」「廃れ」で左右されてしまう、この「安易」、「馬鹿馬鹿しさ」。
本当は一体何を教えるべきなんだろう?私は未だに迷っている、未だにわからない。
こうやって書きながらもずっと揺れている、「何故なのか」、「何故なのか」。
他人に何かを「させる」行為の難しさを、どれくらいの人がわかっているものだろうか?
ましてや成長途中にいる「子供」、しかも「自分の」子供、何をしてやるのが一番いいのか、いつもとまどう。
でも、私がとまどうと、子供はもっととまどう、これだけは確かなことだ。だから私はなんとか自分を整理しようとして書く。
今朝はニュースで指導要領の改訂が取り上げられていて、少し前にもネットで問題点が挙げられているのを見たが
私は「国家」からして、子供の「ため」をあまり考えていないのだという気がしている。
「国家」のために「奉仕」する「人民」を育てたいのだ、隣の国家と本音の点でもほとんど変わりがない。
愛国心」を持って「君が代」を斉唱すれば全てが解決するなら、私が在学中から大荒れに荒れていた子供の中学なんて
どう考えたらいいんだろう、ここは国歌斉唱と日の丸だけは欠かしたことのない学校だ、でも「伝統的」に荒れている。
私は身をもって「愛国」だとか「国歌斉唱」とかが子供のためになるわけではない、とよく知っている。
結局、子供のことなんかどうでもいいんだろう、いい加減な「教育方法論」をブログにする人間と同様に。
「教育」を思うと悩みはつきることなく、暗澹たる思いに駆られるが、悩みすぎることがないように、
がさごそと書いてきて、気が晴れてきた。
かつて、うつうつたるお受験生様は、ようやく複合問題をこなせるようになってきて、別人のように落ち着いている。
ところで先日ここ6年ほど使ってきて初めて受験研究社の解答が間違っているのを発見!しかも「数学」!!
子供の解答があっておりました、数学好き好きダーリンが同じ答えを出して初めて子供を信用するバカ母、、
それでも子は育つ、と言うことで、、、おしまい。