ネット周遊。

アメリカの売春に関するレポートの紹介に「ピンプ」の言葉を見つけて、そう言えば80年代頃、アメリカの文化紹介に
「ピンプファッション」てのがあったな。20年以上前だからそのファッションはやはり変わっているのかしら、、
「ピンプ」の説明を読んで、昔の舞子、芸子さんの「男衆」を思い起こした。(「おとこし」と読むんじゃなかったっけ。)
一時期、京都に限って「花街」のことを調べて、面白かった。
売春、芸能、神事、は切っても切れない仲らしい、と地域性もあるだろうが、京都という町においては
入り組んだ結びつきがあるようで、私は売春婦=芸者とは考えないものの、
「男衆」の役割が有能な「ピンプ」に似ているのが古今東西を問わず特殊な男女関係として興味深い。
「ねこじゅん」先生が最近日本の売春について本を出されたとかで一時期話題をさらっていたが、
こうした「男衆」の話は取り上げているんだろうか?
私は「芸者」というのは過去の日本女性の一職業だったと考えているので、それをおとしめるつもりは全くないし、
と言って「従軍慰安婦問題」と絡めることはしない。
大体調べはじめたのは明治生まれ大阪出身の祖母が「本当の芸者さん達は尊敬されていた」とよく言ってたことで、
では「本物」と「偽物」があるのか?と不思議だったからだ。結論が自分の中で大体出たので今は積極的には読んでいない。
女性の「職業」としてその存在を無視しては歴史の中でわからないことが多い気もする。
「ねこじゅん」先生の書いた本は叩かれていたイメージがあるので、私としては珍しくアマゾンの書評を見に行くと
佐伯順子という人への反論書、らしい。
この人を私は読んだことがあったかな?(検索すると「遊女の文化史」を読んだような、、)
今度図書館に行ったら「ねこじゅん」先生の本をリクエストしてみよう。しかし「ねこじゅん」先生はたくさん本を書いているなあ。
「日本のエスタブリッシュメント」なんて、ぎょぎょぎょ、ってかんじのタイトルも、、、
ふと、「おもろうて、やがて悲しき売文業者」、野口武彦先生の本の感想を書いておかなきゃ、と思いだした。
今年の目標は出来る限り読んだ本の感想を書く!だ。がんばろう。
大野先生のところの話題に笑う。
「好きになってもいいですか?」の台詞で、私は往年の斉藤由紀のコマーシャルを思い出したな、
「はぁはぁ」言いながら台詞を言うんだよ、それがなんだったか、男友達がそれを「ええなぁー」と騒いでいた記憶だけある、
似たようなニュアンスの台詞だった。
私は他人に「何何してもいいですか?」と聞かれても嫌だったらはっきり嫌だと言える人間なんで、
先生の不快感の追求は面白かった。空気は自分の都合のいいときだけ読め、ですよ、わはは。
ま、こういう人間に「イエス」しかないような問いをする馬鹿はいませんな、
この手の人間はイエス以外の答えを言えない相手を必ず選んでます。そこが姑息ですよなあ、、
はて、斉藤由紀の台詞はなんだったか、思い出せん。なんだったろう、、
最近私がぐっと来た言葉は「腹話術女将」、座布団3枚!