日常。

今、実は子供達が秋休みで、家で「なろなろ」している。
何ともこれは中途半端な休みで、成績表を見てもテンションが上がらない。
先日の運動会も小雨の中、中断しつつ決行したのは秋休みに入ってしまうため、
この調整は面倒くさいんだよな、立哨当番のかねあいもあるし、
秋休みにかかる日曜日に運動会を振りかえるわけにもいかない、
また、日曜日にわざわざ運動会のためだけに仕事の休みを取る人もいるから延期になったら困る、
とにかく2学期制は迷惑なんだよ、秋から入学、留学がしやすいように、て言ったって、
このあいだの総裁選で麻生太郎君の英語を聞いて愕然としたわ、彼、英国と米国に留学歴ありだって?
え、なんとか大学日本校の間違いじゃない?もう、彼に比べたら私のクイーンズイングリッシュなんて完璧よ、
ほほほ、、(いや、マジです、麻生君よりは英語臭い英語で話せます)
まあ、天皇家の皆様方も、英国人家庭教師が子供時代からついてたわりにすばらしい日本語英語だし、
下々ものにはわからない、古来からの特殊な英語発音法が天皇家関連の方々にはあるのかもしれないわ。
それはともかく、下々のものどもは、高校の「普通科」にさえ、行けるのに
行かない選択をする子が増えてるというのに何を「留学」なんてたわごと吐きますかねえ、
大学進学できる子どもの一体何割が海外留学できるか、政府は調べてるんでしょうか、、(ため息)、
とにかく2学期制反対!なんとかして。
今、来年高1予定の上の子が教科書検定問題に大きく興味を持っていて、毎日、新聞でチェックしている。
「こんな教科書は使いたくない!」「嘘を教えられるのはいや」と、
わりに事なかれ主義の母親の娘にしては強硬派、「正義は沖縄にあり!」的考え方のようなので
ネットで拾い読みしたあれこれを一応情報として話す。
もちろん、母も強制は「あった」派ですが、「沖縄の人たちを馬鹿にするな!」みたいな、
強烈な入れ込み方をするとそれだけで頭いっぱいになって、
ちょっとした論理でひっくり返されてしまいそうで、そこが怖い。
何故簡単に検定を変えるわけにいかないのか、「論理」として考えて欲しいので、
お勉強させてもらったところに書いてあったことを出来るだけわかりやすく話す。納得したかな?
ただ小学校の時は「強制された」と習ったと主張するが、
現在6年生の下の子の先生の場合、そういう話をしてくれるかどうか、、、
私の愛するウヨク先生はとても歴史が好きで源義経織田信長の魅力について延々と語ってくれたりして
どっちが好きか、なんてアンケートを採ってくれるんだけど、
なんか肝心な話は全速力でスルーしそうで、わはは。
ウヨク先生はクラスの誰かがクレームをつけたらしくちょっとへこんでた時期もあったけど、お元気です。
先生のおかげで、うちの下の子は「リテラシー」を日々学ぶようで、
「はて、このたびの先生のお話はまともに受け取っていいものかどうか」を、考えるようになった。
いい先生です、意外にね。
下の子はあからさまな反発は全く見せないんで、マイルドに先生を眺め、そこはかとなく愛着も覚えてる、
「仕方のない先生だなあ」とにこにこしてる。上の子はこれがうまく出来ない。良かった、上の子に当たらなくて。
下の子の作文をウヨク先生はよくほめてくれて、私も注意して読むようにしたら面白いことを書く。
押さえるつぼも心得ていて、求められることが的確にわかる子なんだな、と見直したところもある。
先生にほめられるような文章を書くこつ、みたいなものもわかってるらしい、
そういう指摘をちらっとすると「んふふ」と笑う。
おお、結構なたぬき娘め、先生にもすました顔でおつきあいしているな、大変よろしい。
ウヨク先生の太平洋戦争についての話を今からわくわくして楽しみにしている私、
産経抄に期待する人の気持ちってこれかな?
へこんでた時期のウヨク先生はあまり香ばしくなかったんでちょっと残念だった。
何で文句言われたんだろうなあ、、
今、岩波新書の吉田裕著「アジア・太平洋戦争」を読んでる。ていねいでわかりやすくて面白い。
これは日本近現代史、のシリーズもので10巻まで出る予定らしい。
これだけ借りてきたけど今度1巻から読んでみよう。
実はだいぶん前に借りてきてたんで早く読んで返さんといかんのよね、ごちゃごちゃしてて読めなかった。
図書館よりパール・バックの「神の火を制御せよ」のリクエストが通ったとお知らせが来たんで、とても楽しみ。
あ、なとろむ先生が「テルミン」を欲しがっている、
いかん、うちにあるけど、ダーリン以外、みんなで迷惑がってる。
すごい嫌な音がします。あれを「楽器」というのはすごい無理がある気がします、、、