朝日新聞の、「みかた」?!

ネット上で朝日新聞があまりに嫌われているので森達也NHKをかばってた並みには擁護しようと思いつく。
なくなったら「なんちゃって右翼」のよりどころがなくなりそうだし。
しばらく前から一面で連載している「いじめて(られて)る君へ」は大変いい。
新聞に興味のない子供にでも目につくところだし、このあいだは「あさのあつこ」さんだったので、
中二の娘が一生懸命読んでいた。もう少し、執筆者が中学生の興味をひくものだったらいいのにと思うが、
短い文章なので、子供も入り込みやすく思う。昨日は「ぼくは12才」を執筆した「高史明」さんが、
本を読んだ女子中学生がたずねてきた話を書いていて、何気なくても言葉は時に赤の他人を救うことも
できるのだと、普段しょうもないことしか書き散らさない私は反省する。
「書く」とはそうあるべきだとわかってはいるんだけれど、心が黒くて、、
それでも朝日新聞のこの試みは悪くない、やたらと「いじめ自殺」と大きな見出しをつけるよりは
よほどいじめに耐えてなんとか生きている多くの子供のためになる。
他の新聞もやっているのかもしれないが私は生憎朝日しか読む習慣しかないので、とりあえず、ほめておく。
皆が「朝日」を叩くのはやっぱり「いじめ」の一種だと思うしね、
カタンなことを書いてくれるのは別に朝日新聞の専売特許でもなし。
朝日はコラムが充実してると私は思っているんだけどどうなんだろう、読売も悪くないらしいけど。
あと、朝日でほめておきたいのは「料理レシピ」!これはなかなかいけるものが多くて定番になった作り方が
幾つもある。数年前に「青柳」の料理長が連載していたレシピの幾つかは目からウロコのものがあってよかった。
正確なレシピは大変有り難い、料理雑誌と言うのに「なんじゃ、これ?」ってレシピは結構あるからね。
批判も多いだろうが、私のようにうすい人間にとっては日曜の読書案内も役に立つ。
ヘー、こんな本があるの、程度の情報はのっている。
最近もっとも楽しみにしているのは「米朝、口まかせ」時々、枝雀さんの話も出て来るようになったと涙する。
一番楽しみにしていた弟子の早すぎる死は痛手だったろう、少しづつ、のこしておくべき話として
枝雀さんの思い出を語るのは深いものがある。米朝師匠には長生きして頂きたいものだ。
なんか擁護するとかいいながら肝心の記事はちっともほめておらんな、
でも私は格別朝日は何が何でも間違ってはならん、とは思ってないもんね、「左巻き朝日の偏向記事!」
とか言われても、そりゃー読んでるあんたの頭の中が本当に「左巻き」なだけでしょう、
元々私は新聞を幾つもなめるように読む習慣なんてないし、
そこそこの情報が手にはいれば新聞なんてどれだって同じだ。沖縄知事選のどちらが勝ったか、
なんて事実はどこの新聞だって正しく伝えてるわけだし、それ以上の何を求めるんだろうね、よくわからん。
今朝もはよから上のお嬢さんの剣道大会、土曜、日曜もあるの、冬がハイシーズン、あー、しんど。