ふと、自己流剣道解説。

ハテナの「剣道」の説明があまりにお馬鹿でちょっと腹立つ。
誰が書いたんだかしらないが、歴史的にみて剣道はスポーツだよ、
「剣道」が剣「道」といわれはじめたのは明治維新以降、元々は「剣術」、
「武道」なんて言葉も実は新しい。昔は「武芸」だったからね。
「茶道」とか「華道」とか「道」なんて不細工な言葉を使いはじめたのは明治から、
いわゆる「武道」なんていいたがる輩が有り難がる「武士の時代」には「剣術」は
もうすでに「型」を踏襲する「スポーツ」的なものだった。
あったり前じゃん、なにはなくてもとりあえず戦争のなかった世の中なんだから
実際刀振り回すような危ない事いつまでもやられてちゃ示しがつかんでしょ、
だから剣道の大きな会の時は「型披露」ってのがあるんだよ、アタマ悪いね、書いた人、
ってなわけで書きにいってもいいかな、と思いつつも面倒臭い。
何故かこのあいだ、剣道の検索で来てた人がいたんでなんかの参考にどうぞ。
このあいだ「婦人之友」のバックナンバーに目を通してるとなだいなだ先生のエッセイに
先生は35年ほど前に「スポーツはコントロールされた攻撃性だ」と書いた事がある、とあって、
そう、それ、私もそう思う、と大きく頷いた。剣道なんて面だの小手だのつけてなければ
間違いなく相手を死に追いやれる「スポーツ」だ。だから勘違いさんが「武道」なんて言葉使って
悦に浸ってるわけだが「型披露」にしても刃をひいてあっても「真剣」使ったりするわけだし
あれを「スポーツ」と心得てなければそんなアブナイ事、子供達には見せられない
と私なんかは思っている。また実際、刀は綺麗だし、「武道」っていうより「武芸」術って
いった方がより豊かな心で「剣道」という「スポーツ」に親しめるんじゃないかな、
大体「武道」として「教える」なんてケツの穴の小いせえこといってる指導者(?)がいるから
日本、剣道で韓国に負けたりするんだよ、歴史認識がどうとか言い出したらもうお終いだわな、
(なンちゃって、自分も「歴史的にみて」なんていってるけど)黙って自分の技術みがけ、
本当の武芸者には大昔からフェアなスポーツマンの心意気があるってもんよ。
さて、今や鬼の首でもとったようにホリエモンたたきを一斉にやってますな、
「金で何でもかえるなんて言い出したようなやつは」なんて今さらな事を言い出す輩に御注意を!
どんな事でも「それは金ではない、名誉だ」なんて自分に都合のいい事いって人を
「ただ」で動かそうとする人間達が必ずいう事だから。労働力は「フェア」トレードであるべき。
「金で買えないものがある」なんていうやつに限って「サービス」と称して無茶苦茶な要求を
してくるもんだ、「天皇陛下のおんために」とか「死んだら英霊として靖国に奉ってやる」とか。
しかしホリエモン達のやった事って、本当十年前のアメリカであった事なんだよな、
「グリードイズグッド」だったっけ?映画であった、世界に先例があったっていうのに
放置していた日本はやはり遅れてるんだなあ。ところで金で何でも買えるといってるわりに
ホリエモンの新しいオンナはしょぼいなあ、ヒナノちゃんの旬はとっくに終わってるからなあ、
そう思えば奥菜恵の元旦那は凄腕か。
ホリエモンが今さらながら「金で何でも買える」という普遍的事実を言い出したのは
ある意味画期的だったと私は評価してるのでまあホリエモン頑張れ、
刑務所にいっても応援してるからね。
明日から剣道練成会、とほほ。