サイバラさんの件、補足。

昨日の日記を書いた後ダーリンから指摘されてサイバラさんのサイトにいって声明文を読む。
ふーん、「体調不良のため」ってのはやっぱりこの1件のことだったか。大分前に、元夫が悪いか、三人目が出来たか、
なんて書いたがあたってなかったな。この件に関してはもう面倒臭くなってきてるか?というよりしょうもない論争に
一人で歩き出す事にいらだってるんだろう。西原さんの検索で来たところを辿ってあれこれ読んだが的外れな
面白くないもんが多かった。私の書いたもんだってもちろんそうだが。西原オールドファンを称する御仁がなんやら
「恨ミシュラン」の時に近所に住む医者のガキに怒ってたあの頃の西原にくらべたら今、わが子に贅沢させてる
西原はけしからん的な事を書いてあって、やれやれ、フィクションと現実世界の境目がなくなってるやつがここにも、
と西原さんに同情してしまった。西原さんが切り取る自身の日常は作家として厳選した一部分であって、
医者の子供を本気で憎んでるかとか、自分の子供に本当に贅沢させてるかとか読者であるこちら側に真実の姿は見えない。
それをお笑いにもっていくうまさに拍手喝采すべきで、「変節」してるとか「あの頃のサイバラは」とか言って
自分は成長せず相変わらず哀れなつぶやきをもって社会の底辺に存在する事をごまかすのは全く馬鹿馬鹿しい。
サイバラさんはやっぱりすごいと思うよ、あの声明文読んでも。はて、西原さんは子供のPTAの一件くらいで
鬱病」を患うほど弱い人かな?大体その診断書、書いた医者って誰?「イエス!」高須先生?低いところで
なんか、まだ怒ってるよ、って感じ、受け取るのは私も電波なのかな。それにしてもPTA会長、一体何をもって
西原さんにそこまで酷い態度をとったのか、又トラブルの件を知らせたのは誰か、電波か、学校教諭か、
それを思えばやはり、気も滅入るかな。子供の事を書く作家で私が初めて意識したのは最近はまってた伊藤比呂美さんで、
この件に関してはまた感想文を残しておきたいと思う。
なんにしてももくろみが外れるのはよくある事で昨日の検索でカウンターをぐっとあげたのはブッちぎりで「西原理恵子」、
嫌韓流」は以前の「感想文」のとこと変わらん、「電○男」のやつ。結局そういう並び、そういうひと括り、
書くのも馬鹿馬鹿しいか。西原さんとは作家としての力量がまるで違うって事、又世間一般の注目度も。
ゴメンね、一緒くたに書いて、西原さん。
毎週日曜日、朝日新聞の書評欄を楽しみにしてる、最近はずっと書いてる野口武彦先生。前回に引き続き今回も
そ知らぬフリですいッと今の世相をすくいとるその手法が軽やか、鮮やか。いつか先生の書評のみを集めた本を読みたいもんだ。
今、金井美恵子の「重箱のすみ」を読んで感動したり、盲をひらかれたりするように。
下らない事に関わらないよう気をつけながら自分の意見を匂わせる、その手法、見習ねば。
「群像」、定期購読しようかな?「初出」の欄でしか意識した事ない雑誌だけど。