いやはや。

先程「シッターに英語で子守してって言ったのにやってもらえなかった!」と、

ずいぶん流ちょうな日本語で書かれている外資金融ママのお友達のツィートを見て

「キャロライン」という名前なのでてっきり海外生まれ海外育ちかと思えば

そうでもなさそうで、しかも最も驚いたのがそのシッターの時給が「3300円」!

って、正気か、こんな安い時給で電気を消せだの食事のかたずけをしろだの、

たった時給3300円でぇえぇえぇえぇえぇえ、、(エンドレス)

とそこに驚くおばはん。

20年ほど前に、シッターを頼んだ知り合いが「ついで」と称してあれこれ

小間使いのような「ハウスキーピング」を頼んだら、

シッターに「絶対拒否」されて憤慨していたことを思い出した。

「あれもできない、これもできないっていう!」とプンスカしていたので

「あのね、時給3千円程度でよその子の面倒を見ながらよその家の洗い物や、

料理本を見てホワイトソースを作っておけ、なんてオーダー、あなた聞ける?」

というと、「しないわ」と苦笑い。

知り合いが利用していたシッターサービスはちゃんとしていたので

シッターサービスとハウスキーピング業務はきっちり分けていた、

「ハウスキーピングであれば別サービスのご利用を」とのことで、

労働者の権利を守るうえでちゃんとしていたと今でも思う。

子供を育てるのに、ネイティブではない人間に無理やり英語を話させる、なんて

しかも日本語でないとわからないって、母親も日本語で話してるんじゃん、

どんだけあほなんだ、とそこにも感心してしまったが、本当かウソか、

素敵な外資金融ママが一緒に「運営に文句を!」なんて吹き上がって

いやー、これで世帯年収が「億」って、どこで働いているんだ、と

その会社が心配になるわ、もういい加減、アホなネット系自営業者は妻に

仕事を手伝わせるのはやめた方が良いんじゃないか。

時給たった3300円で「英語でシッターを!」なんてうわごとを言う

アホな女の子供の面倒を「みます!」とする人間ってまともではないわ、

英語以前の問題で心配になる。

大事な子供を預けるのなら、シッター業務だけで時給3300円でも安いと

思える人間でなければ、まともに子供は育たない。

そもそも、たった3300円って、シッター本人の時給はいくらか、

その程度の金額でよく子供を預けられるものなのに驚く。

30年近く前でも、まともに子供の面倒を見てもらえるシッターサービスは

時給5千円前後だったけどな。

他人に支払う金は極小で、自分だけはたくさん、って考え方が

外資系に浸透しているとしたら、相当貧しい精神性だとしみじみする。

一番大切な時期の子供を預けるのに信頼できる人間を選ぶこともできない阿呆が、

ネットで自称わーままと仲良くしているらしいのを見てめまいが。

ちなみに、20年以上前の知り合いは、シッター、ハウスキーピングの使い方を

ちゃんと学んで、確実に良い人に当たる技術まで習得していた。

要は「金を惜しむな」ということだけれども。

自称・「外資金融」!には信じられないほど金の使い方が貧乏くさい人間が

数多くいるようで、思ったほどもうかってないんだな、と涙したのであった。

いやびっくり。おわり。