令和、結婚式事情。

この度下の娘が結婚式を予定して、どこでやるかと言えば

私のころにはなぜか敬遠されていた「玉姫殿」的結婚式場。

バブルのころは猫も杓子も「ホテルウェディング」がはやっていたけどな。

なんとなく「レストランウエディング」とかやらないかな、なんて期待していたものの

万事において合理的な娘は「駅からも近いし、なんでもそこで全部済む」とのことで

あっさり結婚式場を決めてしまったわ、、「式に特にこだわりはない」そう。

先日その式場を予約して行った時、本人たち以上にスタッフがはりきって

「〇〇さん、〇〇さん、おめでとうぅー!!」だの「サープライズー!!」だのと

二人とも理系人で基本的にテンション低めなんで

「アッ、ハイ、」な反応しか出来ず、お互い気まずかったらしい。

スタッフも人を見るべきでは、、感が。

「式でぜひこれがしたい!とかないんだよね、

「何でも言ってください!」とキラキラした目で言われても、

何かすることあるっけって、世の中の人はそんなに結婚式が楽しみなものなの?」と

ママンは当時は珍しかった花嫁がケーキを作ってふるまう、をさせてもらった記憶が。

ちなみにアテクシの場合は、慣例として仲人が式場も日取りも決める簡単設計、

あれはあれで便利であったわ。今は仲人も立てないのでどんなかんじになるかね。

娘たちの話によると、新郎も新婦も仕事があるので利便性で言えば結婚式場専門店が

一番親切で簡単に済むんだそう。ここ数年、招かれた式はほとんどが結婚式場で

レストランやホテルはよほどの「ハイクラス」なご家庭でなければしていないとか。

上の娘は同じ結婚式場に3回行ったことがあるとか。

「わたし、そこのスタッフよりその式場事情に詳しいかも」、受付ばかりしたからね。

黒留袖はしんどそうであまり着たくないものの、

かといって何を着るかも考えてないので貸してくれるらしいので着るかね。

向こうのお母さまはお仕事をされてそれなりに社会的地位もあるお方なので

すべて合わせようかと、大事なご長男様を好きなようにしているうちの娘を

受け入れてくださっているようでおばはん、頭が上がらない。

平成に生まれ育ち令和を生きるうちの娘は「え、あたしなんかしたっけ」だしな。

ところで「黒留袖はやめにしましょうねー」と言いつつ〇〇のドレスとは、、

なかなかやる気満々なお母さまぶりに手がかかるのがよくわかって、

うぅ、こういう感じの方がお相手でなくてよかった、

ある種の世代の「専業主婦」にありがちな行動パターンに泣ける。

強烈なエピソードにこの夏初めてひんやりしたおばはんであった。

アドバイス、ありがとうございました。